妊娠・出産・産後は、母になった「私」がより自分らしく健康に、美しくなれるチャンス。
札幌の産後セルフケアインストラクター永野間(ながのま)かおりです。

産後ケア教室の参加者の多くは、
産後1ヶ月検診後〜6ヶ月までの産後女性とその赤ちゃん(生後210日以内)です。
※赤ちゃんの安全面と発達を鑑みて、産後7ヶ月以降の方は単身でのご受講をお願いしています。

でも、中には安定期(妊娠16週以降〜)を過ぎ、妊娠経過が順調で、
医師に運動の許可をいただいて参加される妊婦さんもいらっしゃいます。
 
 
(2017年7月のマドレボニータ帯広講座は、赤ちゃん抱っこの産後の方以外みなさん妊婦さんでした☆)
産後女性のための教室で、なぜ妊婦さんもお受け入れしているのか?
妊娠中にバランスボールの有酸素運動なんてして大丈夫なの?
 
今日はそんなご質問にお答えします!
 
 
 

妊娠中の「産前ケア」をお勧めしたい理由(ワケ)

「安産のための体づくりに、妊娠中にできる運動が知りたい。
 でも、激しい運動をして赤ちゃんにも自分にも負担がかかったら困るし…」

「出産も子育ても体力勝負だ!っていうけれど、じゃあ妊娠中はどんな運動ならできるの?」

そんな妊娠中の方(16週以降で医師の運動制限のない方)に、
マドレボニータ札幌では産後ケア教室で行うバランスボールエクササイズをお勧めしています。

妊娠中に産後ケア教室に参加しておけば、出産して1ヶ月健診を終えた後に、

「よし、体と外出の練習に赤ちゃんと一緒に産後ケア教室へ行こう!」と
赤ちゃん連れの外出がスムーズになります。
 
大げさでしょうか?いえ、そんなことはありません。
 
 
産後間もない時期は、赤ちゃん連れの外出にとっても緊張して、出かける場所も選びます。
 
「外出先で泣き止まなかったらどうしよう?」
「授乳は?オムツ替えできる場所はあるかな?」
「一体、どこなら赤ちゃんと一緒でもムリなく出かけられるんだろう…?」
 
産後ケア教室のご参加者のみなさんも、こんな風におっしゃっています。
「赤ちゃんと一緒に参加できるから受講することにしました」
「いつでも自分のタイミングで抱っこも授乳もオムツ替えもできると聞いたので…」
 
だから妊娠中から、赤ちゃんと一緒に安心して出かけられる場所(産後ケア教室)を知っておけば、
なかなか外出できず、赤ちゃんと家にこもりがちになったり、
その状態が続いて気持ちが塞ぎ込んでしまう・産後うつかも…?という状態も、予防できるんです。
 
 
 

妊娠中のエクササイズのメリットは?

マドレボニータの産後ケア教室では妊娠中・出産後の体に負担の少ない、有酸素運動に取り組みます。

妊婦さんにとってのバランスボールの有酸素運動のメリットは、

◆赤ちゃんがいる子宮を支える骨盤を正しい形に保ちながら、
子宮や骨盤を支える筋肉を効果的に鍛えられる。
(出産も産後も「筋力」が必要です!)

◆産前・産後に痛めてしまいがちな膝などの関節に負担をかけずに、
心臓や肺に適切な負荷をかける有酸素運動ができる。
(バランスボールに座って弾みながら行うエクササイズのため)。

◆ウォーキングが難しい冬の時期や、雨でも、季節(気候)を問わずに室内で
しっかり汗をかくほどの有酸素運動ができる。
(自宅でも畳2畳ほどのスペースがあればバランスボールの有酸素運動ができます!)

◆息が弾むぐらいの運動は体だけでなく「心」もスッキリ軽くなる
(産後ケア教室のご参加者が必ずおっしゃるご感想です☆)

 
また、バランスボールはリハビリの道具としても利用されています。
そこで、普段の体とは違っていろいろ不調を感じたり、
気遣うことも多い妊娠中の方にはとてもお勧めなのです。
 
 
 

妊娠中に運動しても大丈夫?

「妊娠中なのに、バランスボールで弾んでも本当に大丈夫ですか?」とよく聞かれます。
初めての方は当然、不安もありますよね。
そんな時、私は産後ケア教室の産後のご参加者に、こうお聞きしています。

「バランスボールで弾むぐらいの振動で生まれたら、出産はとってもラクですよね^^?」

すると、産後のみなさんは「そうよね、本当だわ!」と首をブンブン振って頷いてくれます。
妊娠中でも、足をしっかり床につけて、骨盤を起こして上半身をまっすぐに保ち、肩の力を抜いて、
安全で正しい姿勢で弾んでいれば、問題ありません。大丈夫ですよ。
 
  
もちろん、体調も体質も人それぞれですので、妊娠中の方にご参加いただく際は必ず、
産後ケア教室受講前の健診で、医師に運動しても良いか?をご確認いただいています。
そこでもし、「運動は控えて…」と告げられた場合は、決して無理なさらないでくださいね。
どうか焦らずに、出産後の1ヶ月検診を終えて運動の許可をいただいてから、赤ちゃんと一緒にご受講ください。
大丈夫!出産・産後・子育てと、まだまだ先は長いのです。
ゆっくりご自分のペースで産後のリハビリに取り組んでいきましょう!
 
 
 
 
また、妊娠中の方が参加される場合は、妊婦さん向けにお腹が張りにくい姿勢や、
もしお腹が張ってしまった場合に効果的な姿勢・動きもお伝えしています。

お腹が張るから張り止めの薬を飲む…だけでなく、自分でちょっと姿勢を意識するだけで、

お腹の張りが予防・軽減できるなんて!と、参加された妊婦さんは大変驚かれます。
 
産後の方は、「もっと早く、妊娠中に知っていたらよかったのに〜!」と、ちょっと悔しそう^^;

また、2週目に行う肩こりセルフケアは、上半身をリラックスさせるため、いい陣痛を呼びます。

出産や痛みに緊張して肩・体に力が入っていると、陣痛が遠のいてしまいやすいのです。
体と心は密接につながっていますから。
 
 
だから、妊娠中から体も心もリラックスさせるスキルを持ち、体に定着させる練習をすることが大切です。
(2013年の春、私たちに新しい家族が加わった日の1枚です)
私も2013年に三男を出産した際に、分娩室で数えきれないほど肩こりセルフケアと、
骨盤コントロールエクササイズをやりました。
セルフケアがお産の進行を助けてくれたのはもちろん、ただただ痛みに翻弄されるのではなく、
「大丈夫、自分でできることがある!」と自分で体をコントロールできる自信をもてたことで、
気持ちもだいぶ落ち着いたのを覚えています。
 

妊娠中は「体感」を磨くチャンス!それは産後・子育てにも活かされる

「妊娠・出産は自分の心と体に丸ごと向き合う、貴重な機会」

「出産は自分の『体の声』を聞いて、体と対話するつもりで臨んでね」

そうよく言われます。実際、産前・産後は体が大きく変化することで、

興味も視野も広がっていくこともあるので、体感や感覚を磨くまたとないチャンスです。
でも、そんな風に「体を感じる感覚」は、妊娠・出産本をたくさん読んで、
知識を身につけるだけでは育ちません。
だって「体」のことですもの、意識(心)だけではやはり足りないのです。

そこで、体感を磨くために、いちばんダイレクトで効果的なのが、
自分の体を動かしてみること=運動すること、です。

そうすれば、「こうしたら気持ち良い・体も心も緩む」
「これは気持ち悪い・いやだ」などの快・不快を感じることができます。

この「実際に体を動かして感じる」のが、体感を磨く第一歩なんです。

 

妊娠中・出産後は、「赤ちゃんに何かあったらどうしよう」
「私の体、どうなるの?」と不安でいっぱいなものです。

だから、何でもまず医師に聞いてから…でないと、自分からは動けなくなってしまうことも多いのですよね。
実際、産後の方は出産後にうつぶせ寝できることも忘れていませんでしたか?
 
もちろん、医療を信頼し頼ることは大切です。

でも、自分の快・不快を感じたり、自分で体調を整えるセルフケアを身につけていた方が、

出産も産後も主体的に、責任と自信をもって心地よく過ごせるはずですよね。
産後は赤ちゃんの命を守るのに、とにかく必死です。
そして抱っこ・授乳・寝かしつけ…と、生活の中心は赤ちゃんになります。

そんな産後の日々を過ごしていると、産後の体がちょっと痛いしんどいのには、

なかなか気づきません。

また、気づいても「子どもがいたらこんなもの」「私はお母さんなんだから!」と

我慢してしまうことも多いのです。
 
 
でも、そんな赤ちゃん中心の時期だからこそ、産後の体を動かしケアする機会をもち、
体の快・不快に敏感であって欲しいのです。
そうやって、自分の体感に敏感で、快・不快に敏感であれば、これから先の子育てでも、
赤ちゃんの体調や機嫌などの些細な変化にも気づきやすくなります。
「あれ、普段と違う?」「もしかしたら〇〇なんじゃないかな?」と、
体を観察する視点・想像する力も身についてくるのです。
…というのは、私自身が小学生から保育園児まで3人の子育てをしていての実感でもあります^^
妊婦さんも産後女性も、出産・子育てする自分の体を愛おしんで、
自分の体との信頼関係を築けるように。

また普段から自分の体をセルフケアする方法を、ご自身で身に付けていただけるように。

そうやって母になった自分自身が健康な体と心で子育てをし、家族の健康をサポートし
しあわせに暮らしていけるように。
マドレボニータ北海道の産後ケア教室(札幌・苫小牧・旭川)はそう願いながら、
妊娠中・産後のあなたをお待ちしています。

マドレボニータ北海道へのお問い合わせはこちらからどうぞ^^