マドレボニータのマタニティ&産後ケア教室では、同伴参加いただける赤ちゃんを

【生後210日以内】としています。

なぜ210日?理由は赤ちゃんの成長・発達をしっかりと受け止めたいから。

もちろん、赤ちゃんによって個人差はありますが、生後6,7ヶ月になってくると、赤ちゃんは寝返りして、
ズリバイやハイハイをして、自分の思うように体を動かせるようになってきます。
 

そして、それまでは抱っこしたり授乳をすればすんなり落ち着いていたのが、
抱っこしても授乳しても、泣き止まないことも出てきます。

「もう何をして欲しいの?どうすればいいの?」と、こちらが戸惑うほど、
赤ちゃんの要求が複雑になってくるんですね。

そんな風に、「こっちを見て!」「抱っこして・構って・遊んで!」と
全力でアピールしてくる赤ちゃんに、もしエクササイズやワークをしながら、
片手間に・適当に応えたら?
赤ちゃんは納得できず、戸惑ってしまいますよね。

赤ちゃんが泣くのも、声を出してアピールするのも、欲求が複雑になってくるのだって、
子どもの大事な成長の一つです。

「あまり泣かない・静かで落ち着いている=手がかからないいい子」ではありません。

素直に自由に泣いたり、声を出す赤ちゃんの成長をしっかり受け止めてあげたい。
私はそう願っています。

 

では、産後7ヶ月以降はもう産後ケアに参加できないの?

いえいえ、そんなことはありません。

産後7ヶ月以降の方にはぜひ、信頼できる方・または一時保育や託児などを利用して、
単身で参加していただきたいのです。

 

「まだ0歳児なのに、寝返りしてゴロンとしている時期なのに、赤ちゃんを預けるなんて」

そう思われるかも知れません。

でも、日々成長・変化していく赤ちゃん・お子さんに託児・一時保育の利用を
お勧めしたい理由があるんです。

 

赤ちゃんの成長と、私たちの生活の変化

いずれ育休を終えて仕事復帰・再就職する方は、お子さんを保育園に預ける必要も出てきます。

小さいうちは子どもと一緒に過ごして専業主婦、3歳になったら幼稚園に入園を…と思う方も、
いずれその3年後は確実にやってきます。


お子さんがまだ小さい今は想像もつかないかも知れませんが、子どもは必ず親の元を離れて、
自立していきます。

そうやって、「子どもが安心して、親・家族はもちろん、それ以外の周囲の人たちを
信頼して助けを求めながら、『自立』していけるようにすることが、
私たちの子育ての目標の一つのです。

だからこそ、その自立の練習・一歩として、ぜひ子育ての導入期に、
一時保育や託児を経験して欲しいのです。

 

いきなり集団生活に入るのではなく、数時間の一時保育・託児利用から練習した方が、
親子ともにゆっくり慣れることができて、無理がありませんよね。

 

また、お子さんに一時保育や託児を利用することは、「育児放棄」ではありません。

子育ての手を抜いて、楽をしていることでもありません。

その逆です。

子どもはもちろん、親の自分自身のためにもなる「貴重な経験」です。

 

一時保育・託児が「子ども」のためになる理由

預けられるのが初めての赤ちゃん・お子さんは、最初びっくりして泣くことが多いです。

その泣き声を聞くと、預けることが悪いことのような気がしますが、赤ちゃん・お子さんは、
初めての場所や人に、ただびっくりしているだけのことも多いんです。

大人だって、初対面の人や、初めての場所は緊張しますよね?
まだまだ知らないことがたくさんある赤ちゃんは、なおさらです。

最初は泣いていても、少しずつ空間や場や、託児スタッフの方の声や表情を見つめて、
その場所に慣れていきます。

もし、泣き止まなくても、経験豊富な託児スタッフさんが、「泣いてもいいんだよ」と
笑顔で受け止めて、抱っこやおんぶをしてくれます。

そうやって、親以外にも自分をしっかり受け止めて、泣くのにも遊ぶのにもしっかり向き合ってくれる
大人がいることを肌で感じたお子さんは、「自分は大事にされる存在なんだ」「泣きたい時は泣いてもいいんだ」と、
周囲を信頼し、自信をもつことができます。

そうして、少しずつすこしずつ、親から離れて、社会・他者に触れて、受け入れられながら子どもは成長していきます。

 

一時保育・託児が「親」のためになる理由

子どもはもちろん、何者にも代えがたい大切な存在です。

でも、私たちは、「お母さん」であるだけでなく、「一人の大人の女性」です。

仕事もしたい、映画も見たい、本も読みたい、友達とゆっくり語り合いたい…、
そんな欲求があって当然です。

 

でも、そんな欲求を「子どもがいるから」、
「まだ小さくて誰にも預けたことがない・預けられないから」
「この子には私がいないとダメだから」と諦めて我慢ばかりしていたら…?

いつしか、「この子がいるせいで自分のことは何もできない」と、うっかり(!)
思ってしまうこともあるかも知れません。

 

「子どものために」は、いともかんたんに「子どものせいで」にひっくり返ってしまうのです。

 

だから、どうか自己嫌悪するのでも、子どものせいにするのでもなく、自分の欲求を
そのまま認めてあげてください。

 

「自分のための時間が欲しい」「一人になりたい」「学びたい」「はたらきたい」。

 

そうやって自分の欲求を認めて、受け入れて、じゃあそれを実現するにはどうすればいい?と考えて、
託児・一時保育や保育園に通い始めることも、検討して欲しいのです。

 

子どもを数時間でも託児・一時保育に預けるには、たくさんの準備・手配が必要です。

託児先のリサーチ、見学、予約、当日の持ち物の準備など、持ち物全てに記名も必要です。

でも、保育園、幼稚園、その先小学校に通う準備に比べたら、まだまだ楽です。
集団生活への親の私たちの練習になります。

 

託児・一時保育を利用して、ほんの少しの時間でも離れていた我が子を迎えに行くと、
いつも以上に可愛いと感じるはずです。

それは、大人のあなたが、自分の欲求を満たして、自分を機嫌よく保つ時間をもつことのできた、
「心の余裕」のおかげです。

責任をもって子どもを預かってくれていた託児スタッフさんへの「感謝のおもい」があるからです。

自分と離れて、泣いたりしながらも社会に一歩踏み出したお子さんへの「誇らしさ」があるからです。

勇気を出して託児して、親子で社会に一歩踏み出したその先には、それまでには実感し得なかった
さまざまな喜びがあります。

 

子どもが安心してのびのび過ごせる環境を用意することが、
親の役目

子育ては自分一人ではできません、ましてや夫婦二人きりでも乗りきれません。

家族はもちろん、血縁だけにこだわらず、子育てをサポートしてくれる行政サービス、民間の託児所など、
地域にはたくさんの「子育てを支える手」があることを知って欲しいのです。

そしてそれらを信頼して、利用してみてください。

 

子どもと片時も離れずに一緒に過ごすことだけが、親の役割ではありません。


「子どもが安心してのびのび過ごせる環境を用意する」ことも、
子どもの成長にしたがって必要なことです。

「3歳までは母と一緒に」の3歳児神話に、医学的な根拠はありません。

 

こうは書きましたが、3児の母の私も、長男を最初に一時保育に預けたのは2歳半、
二男は1歳、三男は生後1ヶ月でした。あれ?だんだん早くなっています…!


初めて子どもを託児する時の妙な罪悪感(!)も、泣かれて切なかった経験も、もちろんあります。

でも今、子育てしながら働いたり、子どもの日々の成長を目の当たりにしながら、
子育ての導入期に勇気を出して、地域で子育てを頼れる存在を求め、出会い、
託児・保育を利用することができて本当によかったと思っています。

「子育ては母親の自分一人で頑張って背負うのはなく、夫・家族・地域・社会とつながって、
協力しながら、
楽しみながら、一緒にしていくもの」

そう思えるようになって、それまでよりずっとずっと、子どもたちにリラックスして、
笑顔で向き合えるようになりました。

 

だかこそら、マタニティ&産後ケア教室に参加する際の選択肢の一つに、
ぜひ一時保育・託児の利用も検討していただきたいのです。

 

今・これからの子どものために、そして自分のために。

 


また、託児先が見つからない・ご質問がある方はこちらのお問い合わせフォームより
メールでお問い合わせいただくか、
k.naganoma1224@gmail.com(永野間)までお気軽にご連絡ください。