子ども・子育て

子どもをケアしたり手助けすることより難しいこと。

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こんにちは、札幌の産後セルフケアインストラクター・永野間かおりです。

札幌の小学生は冬休み明けに学校でスキー授業があります。

そのために、冬休み中にスキー場に行ってリフトに乗ったりゲレンデを滑る練習をしてきてね、というのも宿題の一つ。

そこで週末、家族で北広島のスキー場に出かけてきました。

 

岩手の雪国生まれ、大学から北海道暮らしなのに、スキーに行ったのはこれまで39年の人生で両手に収まるほど(!)の私。自慢じゃないけど、ハの字も止まることも出来ません!

だからスキーは夫が付き添いコーチで、私は三男4歳とひたすらソリ滑りしましたよ。ソリも二人乗りするとかなりスピードが出て、なかなかにエキサイティング☆

 

駐車場からゲレンデまでの道のりで、二男がスキー板を持ってヨロヨロ歩いていました。そこで私は、大丈夫かい?って手を貸してあげようとしました。すると夫がこんな言葉をかけてくれました。

「かおりさん、大変そうだからってスキー持つのを手伝ったらダメだよ。準備から自分で全部できるようにしないと、休み明けのスキー授業で困るのは子どもだよ」

確かに。

子どもの「今大変そう」「困ってるみたい」な状況「だけ」を見て、すぐに手を貸す方が余程かんたん。

でももう少し先を見据えて、「大丈夫、出来るよ」って手伝わずに見守る方が、結局は子どものためなんですよね。そしてそうやって手を出さずに見守る方が、ずっとずっと難しい。

 

 



そういえば、息子たちがまだ赤ちゃんの頃、離乳食をはじめて少ししたら、手づかみ食べをしたり、スプーンを持ちたがりました。

あぁ、こぼす!汚れる〜!ってこちらは気が気じゃないんですが・笑。

でも食事は毎日3回繰り返すこと。だんだん、だめだこりゃ気にしてたらご飯の時間が憂鬱になるだけだし、最終的には子どもが自分で楽しく美味しく食べられることが大事なんだよなと思い直して、こぼしても汚してもOKな環境をつくることにしました。

って言っても、ベビーチェアの下に新聞紙を敷いて、エプロンつけて、それでも汚れたら着替えさせるだけなんですけど・笑。

そうやってしばらくしたら、自分で嬉しそうに手づかみ→スプーン→お箸と段階を踏んでちゃんと食べられるようになったんですよね^^

アーンってスプーンで口に食べ物を運んであげたのは、本当に短い期間でした。結果的に私も楽だった^^!

信じて見守るのも、勇気づけにも、子どもをよく見て、「どうなって欲しいかな?」とちょっと先をイメージして…が大事なんですね。大雑把だけど私も結局は「お母さん」ですぐ口も手も出してしまいがちなので、忘れないように書き残します。

 

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  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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