産後セルフケアインストラクターの永野間(ながのま)かおりです。
札幌・北海道で「マドレボニータの取り組む産後ケア」をお伝えしています。
このサイトをご覧いただいているのは、妊娠中の方か、出産後の女性が多いですよね。
そんなみなさまに、私からまずお届けしたいメッセージです。
妊娠中・出産後の体と心の変化にびっくり!
妊娠中の方、体と心が日々変化していく中、
今の体調や気持ちはどんなものでしょうか?
赤ちゃんに会えるのが待ち遠しく幸せ…なのはもちろんですが、
出産の痛みや、はじめての子育てへの期待と不安、
心配事も出てきたりしていませんか?
そして出産後の方。
待ち望んだ赤ちゃんに会えたよろこびは格別!ですが、
産後の体の変化や痛みに驚いていませんか?
産後間もない時期の授乳は、痛みも伴いますよね。
また、たった数キロの赤ちゃんも抱っこし続けていると、
肩こりはもちろん、背中もバリバリに固まって、
腱鞘炎になること もあります。
世知辛い話で恐縮ですが、産後の身体が
こんなに痛くてだるくて疲れやすい、ここまでしんどいものだなんて、
私ははじめて出産する12年前まで、まったく知りませんでした。
「こんなの聞いてない!
産んだら体もスッキリして楽になるんじゃなかったの?!」
そう何度思ったことか・・・。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2017/04/生後すぐの赤ちゃん-300x225.jpg?resize=400%2C300)
そして、赤ちゃんがこんなに「寝ない」なんて!
起きている間はつねに抱っこで、お風呂に入ったり
ごはんを食べたりトイレに入る、当たり前のことすら、むずかしい!!
また、赤ちゃんが産まれて「しあわせなはず」なのに、
なぜかいつもイライラしている自分。
外出先で泣いたら・オムツ替えは・授乳は…と出かける不安が大きく、
赤ちゃんと家にこもる時間が長くなり、
気づけば普段まともに話してる大人はパートナー(夫)だけ。
彼なりに家事や育児をがんばっているのに、
そんな夫にすらイライラして当たり散らす始末…。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2017/04/t02200165_0800060013536717509.jpg?resize=400%2C300)
12年前の私の初めての産後は、そんな自己嫌悪の連続でした。
マドレボニータの取り組む「体のケア」
そこで、「子育ての導入期」に、母になった女性が体と心をケアできれば。
そうすれば、もっと健康な心と体で子育てを味わえるはず!
そうおもい、2011年より北海道で
マドレボニータの産後ケア教室を開催しています。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/07/66227453_2441185059237596_1807030609877401600_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
マドレボニータのマタニティ&産後ケア教室でまず最初に取り組む、
バランスボールを使った有酸素運動は、ボールに座って行うため、
妊娠中の方も産後の方も、骨盤や関節に負担を掛けずに、
しっかり汗をかく有酸素運動が出来ます。
もし赤ちゃんが泣いても、大丈夫です。
安全で正しい抱っこ姿勢で、バランスボールエクササイズを
一緒に楽しむことができます。
バランスボールでテンポよく弾む心地よさで、
眠ってしまう赤ちゃんもいます♪
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/07/67384590_2477819312240837_6656131880577925120_n.jpg?resize=920%2C746&ssl=1)
妊娠中・出産後の女性に本当に必要なのは、
有酸素運動で子育てする体力・筋力・持久力をつけていくこと。
マドレボニータの産後ケア教室ではそうお伝えしています。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/08/67497658_2489793031043465_7960714422777806848_n-1.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
産前・産後の体に適したエクササイズで、
自然に筋肉を使った正しい姿勢を身に付け、
自分らしい美しい体づくりができたら最高ですよね!
また、産前・産後は関節をつなぐ靭帯が緩んでいるので、
体に正しい姿勢をクセづけて、
妊娠前より「自分らしく美しい体」をつくるチャンスです。
マドレボニータの取り組む「心のケア」
また、マドレボニータの産後ケアでは、体だけでなく
「心」のケアにも取り組んでいます。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/07/67694145_2477819422240826_6850343988101120_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
体が疲れていたり、寝不足が続いたり、肩こりや腰痛でつらいと、
気持ちも不安定になったり、落ち込んだりしますよね。
- 「赤ちゃんが泣くから一日中抱っこ、今日も家事が何もできなかった」
- 「外出して気分転換したいけれど、赤ちゃん連れで出かけるのが不安・億劫」
- 「ウチにばかり籠もっていて、誰とも話していない。
本当は誰か大人と話したり、笑ったりしたいのに…」 - 「子どもが生まれても何も変わらず、飲み会にも普通に行ける夫がうらやましい」
- 「育休中・専業主婦の今でもこんなに大変なのに、
この先本当に『子育てしながらはたらく』なんてできるのだろうか?」 - 「夫婦二人の子どもなのに、なぜ私ばかりが大変なおもいをしなければいけないんだろう…」
うっかりこんな風におもってしまい、
可愛いはずの赤ちゃんを可愛いと思う余裕を失ったり、
「私、ダメなお母さんなんじゃないか?」と
責める気持ちも湧き上がってきます。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/07/67335147_2477819442240824_2875739354976747520_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
でも実はこれ、産後の母になった女性なら誰もが感じていることです。
でも、周りの母たちはキレイにおしゃれもしてイキイキして、
夫婦仲も良く子育てを楽しんでいるように見えるから、
「こんな風にモヤモヤイライラしているのは私だけなんじゃないか?」と、
弱音はなかなか口にできないんですよね。
母親になった自分の「体と心のケア」を後回しにすると…?
ここでもし、「抱っこや授乳で体がしんどいのは仕方ない」
「子育てが大変なのは今だけだから」
「夫婦の会話レスだけど、子どもがもう少し大きくなれば
また以前のように夫婦仲良くなれるはず…」
と、そんな不安や不満、違和感に蓋をしてしまったら…?
いずれそのおもいは溜まりに溜まって爆発してしまうか、
「私が我慢すればいい」「子ども・家族を最優先に」と、
自分をないがしろにすることが、当たり前になってしまうかも知れません。
最初は「子どものために・家族のために」だったはずの気持ちも、
「子どものせいで・夫のせいで」と、家族を責める気持ちも湧いてきます。
そんな母親の自己犠牲が前提の子育ては、自分自身はもちろん、
子ども・夫にとっても、きっとものすごく
子ども・夫にとっても、きっとものすごく
つらいことなんじゃないか?とおもうのです。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/09/69566061_2435323329882081_5122460863755714560_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
妊娠中・出産後のモヤモヤもイライラも、
勇気を出してエイヤっ!と蓋を開けて向き合ってみたら…?
そこにはきっと、
「本当はこうありたいのに」という自分の「望み」が隠れています。
同じ妊娠中・産後の仲間と話したり聞い合ったりしながら、
「周りががこう言うから」「お母さんだから」
という常識に縛られるのではなく、
「私はどう思ってる?どうありたいか?」という自分の望みを、
まず自分自身が知ることができたなら。
そうすれば、その望みをどうすれば実現できるか?の
次のステップを考えられます。
また、もしそれがそのまま全て満たされなくても心が軽くなり、
驚くほどの満足感が得られます。
人は、「なぜ自分はイライラ・モヤモヤして苦しいのか?」の理由が
わからない時が、一番苦しいのです。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2019/07/66022028_2432477720108330_4911132474039336960_n-1.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
また、妊娠中・産後は一時的に社会と切り離された感覚にも陥りやすいです。
すると、大人同士のコミュニケーションが不足しがちに。
だから、産休・育休中には誰でもイライラしたりモヤモヤして当然なんです。
イライラしたり、落ち込んでしまう時、悪いのはあなたではありません。
妊娠中・出産後に大人同士で話す・聞くことが不足していると気づいたら、
産後ケアで大人同士のコミュニケーションに取り組めば大丈夫です。
子育ての導入期に産後ケアを・産後数年経っていてもぜひ!
以上の妊娠中・産後の体と心の変化のカラクリから、
子育ての導入期に産前・産後ケアに取り組むことを提案したいのです。
もちろん、産後半年以上、数年経過した方でも、
産後ケアにもう遅いなんてことはありません。
産後ケアで鍛える体力・筋力・持久力は、
この先何歳になっても一生付き合っていく「自分の大切な体」を
バージョンアップさせ、やりたいことにチャレンジする
気力も支えてくれます。
私の産後ケア体験
私自身、はじめて産後ケアに取り組んだのは、
第2子産後1年半経ったころでした。
バランスボールの有酸素運動で弾みながら、
たくさん笑って汗をかき、思い通りに体を動かせるようになり、
体力と自信が回復しました。
すると、あんなにイライラモヤモヤしていた気持ちまでほぐれて、
楽に、冷静になってきました。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2018/12/47207047_2004943586253393_7226554531633430528_n.jpg?resize=920%2C698&ssl=1)
すると、子どものイヤイヤも、「子どもだもの、仕方がないよな〜」と
トホホな笑顔で返せるようになりました。
それまでの私が、「急いで」「ちゃんとして」と、
小さな子どもに無理ばかり押し付けていたことにも気づきました。
一番の課題だった、「夫とのコミュニケーション」は、
夫のせい(!)ではなく、私が、
「あなたはこうだ、あれもこれもしてくれない、私ばっかり大変…」と
不満をぶつけるばかりで、夫にしてほしいことを伝えられず、
責めてばかりいたのも原因だったことに気づきました。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2018/12/47129881_2004943642920054_4203307827705413632_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
産後ケアのシェアリングで仲間と語り合う時間をもったおかげで、
「私はこう思っていて、こうしていきたい。あなたはどう?」
と自分の考えを整理してから夫に投げかけるようになりました。
すると、夫の考えや意見も聞くことができて、
「じゃあ夫婦でどうしていこうか?」と次のステップを
話し合えるようになりました。
そのコミュニケーションは現在進行形で、ずっと続いています^^
産後ケアに取り組むことで
「子育中だから自分のことは後回しで仕方ない」は、
美しくも正しくもありません。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2018/12/48383109_2030313903716361_3551031406454898688_n.jpg?resize=920%2C682&ssl=1)
子どもをケアする母(親)になったからこそ、
産後ケアによって健康で快適な体を携え、
自分の希望を言葉で表現してコミュニケーションをとり、
正直に自由に生きようとする女性が増えていってほしい。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2018/12/48373799_2120991607923611_3461250951992573952_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
そうすれば、妊娠・出産・産後が、人生のインターバル(休憩)ではなく、
もっと自分らしい、納得した
「人生」「しごと」「パートナーシップ(夫婦関係)」を
模索する大きな「チャンス」になります。
産後ケアは、産後を「ピンチ」から、
もっと自分らしく生きる「チャンス」に変えられます。
![](https://i0.wp.com/kaorinaganoma.com/wp-content/uploads/2018/12/48366774_2120991264590312_7273411971997761536_n.jpg?resize=920%2C690&ssl=1)
悩んでいるのも、モヤモヤしているのも、あなただけではありません。
産後ケア教室で出会う仲間は、
きっとあなたと同じ気持ち・同じ希望をもっています。
マドレボニータ札幌の産後ケア札幌教室でお待ちしています。