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趣味が欲しい

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「私、趣味がないなー」というのが、何年もコンプレックスでした。
 
一人の時間は映画を観たり、本・マンガを読んだり、せっせと断捨離したりと、非常に地味。これがもうひたすら好きで!というものがないのです。カーーーっ、つまんなっっ!!
 
産後ケア教室の参加者のみなさんや知り合いに聞くと、宝塚!ミスチル!カメラ!マラソン!ダンス!バイク!バンド!アイドルヲタ!とか、もーほんとみんなエッジ効いてて多彩で芸達者な人ばかりで、地味な私はうらやましくてたまらなかった…!
 
そこで、1年ほど前から趣味探ししてました。この「探す」のも、なんかパッとしないなぁ。
 
 
●ランニング●
 
来年は40歳になるし、体調管理も今までよりもっとしっかり!という危機感もあって、近所を走ることから始めました。
 
冬は三男を保育園に送ったその脚で、近所の体育館の2階をグルグル走ってました。平日の午前中の体育館には、おじさんランナーがいっぱいいるんだなぁと感心しながら。
春になって、今度は近所の川辺をグルグル走っています。ここにもやはりおじさんランナーが多い。あとは犬の散歩をする人も。
 
 
続けていると少しずつ息切れしなくなってきて、でも全然ペースは上がらず、今月末に初めて参加するマラソン大会の目標は「なんとか完走!」です。心がくじけそうなので、夫と息子に応援に来てもらおうとおもいます。
 
 
●ジャズダンス●
 
自分の身体を思うように動かせたらうれしいし、もっと踊ることを楽しみたいなーと思って、ダンススタジオの体験から始めました。
 
1箇所目は超レベルが高く、何これさっぱりついていけん!
ダンス経験者の産後ケア教室OGに聞いたら、「あそこは超オシャレスタジオ!」と言われ、なんだ場違いか!とあっさり断念。このごろ、「ムリしたり卑屈な気持ちになる付き合いも場所も関わるのはやめよう…」と固く決めています。チャレンジしたいんだか、引っ込みたいんだか、自分でももう訳がわからないこじらせっぷり。
 
2箇所目は、そう、これが私が求めていた雰囲気とレベルですよー!のドンピシャスタジオだったので、楽しく通い始めました。教えてくれたせーちゃん、ありがとう。おかげで私、コツコツと趣味を育てられそうです!
 
 
そんな私を見ていた長男小6が、「母さん、このごろ走ったりダンス通ったり、いろいろがんばってるね^^」と言ってくれました。
 
「おー、ソラ見ててくれるのね!うれしいわ!」と笑って返しながら、思い出したことがありました。
 
 
8年前、インストラクター養成コースで学び始める前の年、夫と「子どもにどんな風に育って欲しい?」と話しました。
 
そこで私は、「自分で好きなことを一つでも二つでも見つけられるようになって欲しい」と言ったんですね。その直後、「じゃあ私は家事・育児以外に『自分の好きなこと・したいこと』ってある?」を考えさせられました。そして、「今は何もない」ことを、直視せざるを得なくなってしまった。
 
その時思ったんです、「『子どものために』と言いながら、子どもに自分の期待・希望を背負わせないぞ」「自分の暮らしを楽しんで、自分を機嫌よくさせられるのは自分だけ。だから興味があったらエネルギーの無駄遣いせず、なんでもやってみよう」と。
 
あの時そう思って、勉強し始めたおかげで、いま産後ケアの仕事をしています。
 
(近所の区民祭り、ステージのよさこいに憧れる三男4歳)
 
私は、母になって・子育てしたことで自分が生まれ変わったように劇的に変化する…なんてことは一つもなかったけれど(!)、いつもそばで自分をじーっと見ている人(子ども)に、どんな自分を見せたいか?というのは考えて行動するようになったなぁ。失敗も残念!もたくさん見せてますが。
 
(家から徒歩圏内のプール付き公園。子どもと遊ぶ日曜は、一週間で一番体力を消耗w)
 
子どもが小学生になったら楽になるどころか、むしろ学校やら習い事やら塾やらで忙しい。もちろんやってるのは本人なんだけれど、それでも手続きや見守りや送迎やら、親の出番は結構いろいろあるんですよね。わが家はそれらが得意な夫が主な担当で、私はサブで控え選手の立ち位置なんだけれど、それでも手帳は仕事と子ども予定・夫の出張予定など書き込んでビッチリです。
 
忙しいけれど、それでも工夫したら今よりもっと新しいことにチャレンジできるはずだし、楽しめるはずなので、試行錯誤しながら、生活周りのあれこれを楽しみたいなぁと思う、札幌2年目の夏です^^
 
 

 

 
  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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