札幌産後ケア教室

産後を、もっと楽しく味わい深いものにする秘訣(札幌マドレボニータ産後ケア教室4月コース修了)

更新日:

赤ちゃんと一緒の産後ケアで、まず「母になった私」を大事にケアしましょう^^
札幌の産後産後セルフケアインストラクター・永野間かおりです。

【札幌】マタニティ&産後ケア教室4月コース、全員揃って卒業です。

 
 
 
 

産後の有酸素運動で体も睡眠も変わる?

コース前半は、油断するとすぐ真剣!真顔!になってしまったり、
突如独創的な動きを見せてくれて・笑、目が離せなかった4月コースメンバー^^
 
でも全員集合できた3,4週目は、エクササイズの精度もググッと上がって、
動きも揃い、思い通りに体を動かせる自信と喜びに満ちていました。
 
 
「教室に参加して、運動とセルフケア効果か、短時間でもぐっすり深く眠れるようになった!」の声も。
運動とセルフケアの効果、しっかり出ています!
 
 
 
「産後ケア教室に参加したことで、この日はレッスンだからとか、
前日だからゆっくりしようとか、レッスンを中心に週の計画が立てられたのがよかった。
同じぐらいの月齢の赤ちゃんを育てるお母さんたちとの出会いも嬉しかった」
 
そう話してくれた方もいました。
 
 
そう、産後って、忙しいようで、実は暇!

スケジュール帳真っ白で、毎日同じことの繰り返しに陥りやすいんですよね^^;

ゆったりのんびりはもちろん大事だし必要なんだけれど、
それだけだと人間飽きます・笑。
 
産後ケア教室参加のために、赤ちゃん連れで外出したり、そのために前後のスケジュールを組んだりする。
これも大切な社会復帰の第一歩です。
 
 
そして、産後ケア教室の肝でもある「シェアリング」。
赤ちゃんが・ダンナがではない、「私は」を主語にした大人の話題について取り上げ、
自分のおもいに向き合い、お互いの話に刺激を受けあった1ヶ月間でした。
 

大人の会話ができる「場」と「仲間」があることが大事

メンバーのお一人が全体シェアリングでこんな話をしてくれました。
 
「産後ケアで体を動かして気持ちよかったのはもちろん。
でも、それ以上に、ママ友とも話題にはしない、自分一人でも
なかなか考えたり向き合うのが難しい
人生・仕事・パートナーシップ(夫婦関係)について、
産後ケア仲間と一緒に話せたことがとてもよかった。
 
大人の話題について語り合える『場』と『仲間』があることが、
私の2度の産後はとても大事だった」
 
そう、それが産後を楽しく味わい深く過ごすための秘訣です。
 
 
ちょうど、NPO法人マドレボニータが取り組んだ社会的インパクト評価の調査結果で、
 
「産後ケア教室」の受講者は、非受講者と比べて、
「復職」に向けての前向きな気持ちをもつようになった」が約2倍
「パートナーを本当に愛していると実感するようになった」が約3倍多い
 
という、産後ケアに取り組むことが、「仕事復帰」や「夫婦関係」に良い影響を与えている、
そんな客観的なデータもまとめられました。
 
ご興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください(NPO法人マドレボニータfacebookページより)。
 

▼プレスリリース(PDF)
http://bit.ly/2pf38gs

▼ブログ記事(プレスリリースよりもう少し詳細を掲載)
http://madrebonita.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html

 
教室を6年運営している私は「そうでしょうとも!」と胸を張りたい気持ちですが^^;
 
でも、産後ケア教室という現場での肌感覚や、お一人おひとりのご感想やコメントに加えて、
こうして信ぴょう性の高いデータが示されたことに意味があるんですね。
 
産後ケアがどんなもので、取り組むと何が良いのかを伝えやすくなる!と嬉しく、とても誇らしい気持ちです。
 
 

「ママ」「お母さん」は”役割”であなたの一部でしかない

 
 
 
出産して母になると、自分のアイデンティティが丸ごと
「ママ」「お母さん」になったと錯覚してしまいがちです。
 
もちろん、赤ちゃんは可愛いけれど、日々、ケアも愛情も与える一方では、
自分がどんどんすり減って、まるで自分が「お母さん以外に何もない」ように感じることもあります。
 
そこで必要なのが、「ママ」「お母さん」ではなく、「一人の母になった大人の女性」として、
自由にものを考え、大人同士で
話したり聞いたりする時間。
 
こうしたい!の希望も、夫はなんで〇〇してくれないんだろう…の不満も、
自分の中にあるものを「言葉」にして表現します。
それを、最後までじっくり聞き届けてくれる仲間がいます。
 
そんなシンプルで、でも日常ではなかなか持つことが難しい時間を、
産後ケア教室では大事にだいじに、毎週積み上げていっています。
 
 
これもある参加者の方の声。
 
「昨日、子育ての事でどうしよう…と落ち込んでいた。
でもここにきて、運動して、大人の会話をしたら、自分が考えていることを
客観的に見つめることができて、気持ちがとても落ち着いた。
あのまま家に赤ちゃんと閉じこもっていたら、
こんな満たされた気持ちは味わえなかった。
このコミュニケーションも『セルフケア』なんですね!」
 
そう、シェアリングは誰かに教え諭されるんじゃなくて、自分で内面を掘り下げていく、
メンタルセルフケアの一面もありますね^^
 

【札幌】産後ケア教室4月コース卒業生のみなさん、1ヶ月間の産後リハビリに伴走させてくださって、
ありがとうございました!

振替でおさらいで、またお待ちしていますね^^

一生懸命で、でもおもしろな面もたくさん見せてくださったみなさんと、これからも札幌に「取り組む産後ケア」を伝え広めていけたら嬉しいです!
 
 
  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

-札幌産後ケア教室

Copyright© 産後チャンス-マドレボニータの産後ケア オンライン教室 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.