旭川産後ケア教室

赤ちゃんが生まれた・子どもが増えたからこその「私のはたらき方」改革(旭川産後ケア教室9月2週目)

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北海道の産後女性の「心とからだのケア」で、自分らしく納得できる「子育て・夫婦・仕事・生き方」をデザインするサポートをしています。マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの永野間(ながのま)かおりです。

もー、水曜は雨やむと思ったのに><!
【旭川】産後ケア教室9月コース2週目、雨の中でも全員集合、しかも今日は体験受講の方1組お迎えして、6組でにぎやかに開催しました^^
(赤ちゃんのつなぎが秋仕様に^^)
 
冒頭でさっそく、「先週の教室後から、夫の目を見て、顔をちゃんと向き合わせて話すように意識してる。それだけでなんだかすごくいいんです^^」と教えてくれた方もいました。とっても素直だし行動素早いよね!
 
産後の夫婦の会話は「いつ帰るの?」「夕飯いるの?」なんて業務連絡になりがち。
でもそれだけでは殺伐としたりイライラもしやすい。
 
だからこそ、ちゃんと顔を向ける・目を合わせる基本って大事よね、と。
その基本を大事にしていると、相手の表情や体調の変化にも気づきやすいんじゃないかな?
「私ちょっと疲れてるんだ」とか「できるだけ早く帰ってきてほしい」とか、伝えたいことも言いやすいんじゃないか?っておもいます。
 
 
そして、今週・来週の双子介助ボランティアは、旭川教室6月コース卒業生のエリカちゃん。
 
(6月コース集合写真!右端がエリカちゃん^^)
 
エリカちゃん自身が産後5ヶ月なのに、次の母のサポートをする時間パートナーにお子さんを託して父子時間を取ることや、また自分のケアのためにも…と、はりきって介助ボランティアに立候補してくれました^^ここにも瞬発力ある母がいた!
 
エリカちゃんは「次の母の産後ケア受講をサポートすることで、自分にとってのプラスやチャレンジもある」って感じて、すぐに行動に起こしてくれたんですね。
こんな頼もしい産後ケア教室OGの母が旭川、そして札幌にこれからも増えていくはず…!と期待高まります^^
 
 
エクササイズ中は、抱っこ抱っこ、また抱っこ!のオンパレードw
赤ちゃんに「オニャー」と泣かれても、ため息つくより「またかーい!」って笑えてくるのも、同じ苦戦する仲間がいて、自分だけじゃない・一人じゃないことがわかるから。そうやって「笑える」ことは、どん詰まりでなく、抱っこの繰り返しをトホホと笑い飛ばせる余裕が出てきてる証拠です^^
 
自分じゃなかなか気づかないけれど、先週と比べたら、みんな動きも反応も素早い!
すぐに抱っこされた赤ちゃんはご機嫌で、結果母子ともにエクササイズに集中もできます☆
 
 
 
後半は「人生・しごと・パートナーシップ(夫婦関係)」をテーマに話すシァリングワーク。
初めてで、ちょっとドキドキながらも、みなさんそれぞれに3分間、自分のおもいを言葉にして表してくれていました。
 
 
7月の体験講座から参加してくださっている方は、最初はエクササイズも動けないし、言葉も出てこなかった2ヶ月前から体も心も変化してきて、これまでのようにお金や時間だけでなく、「自分の本当にやりたいこと」ではたらくことを考え始めた…と話してくれました。
 
「自分のやりたいことではたらく」と言うと、そんな甘いもんじゃないとか、給料は・安定は…みたいな話になる。私も仕事し始めたころ周りから言われたなぁ、「産後ケアなんて珍しい仕事絶対稼げないって!」と。聞く耳持たなかったですけどw!
 
 
でもね、子どもが生まれて・増えて、環境も時間の使い方も自分の意思も、きっと変わってきてるはずですよ。
 
自分の体は一つ、仕事に注げる時間だって、産前よりずっと制限がある子育ての導入期。
 
 
そこで産前のように仕事中心に、そこに生活を合わせる以外の方法も、あるんじゃないか?
子どもの成長・年齢に応じて、仕事のボリュームを調整することもだって、自分だけでなく夫婦単位で考えてもいい。
 
今選んで決めた形でずっとはたらき続けなければいけないなんてことは、全然ない。
産後に、自分も夫婦・家族もできるだけ納得できるはたらき方を模索することは、社会で細くても長く「自分の力を発揮してはたらき続けること」にもつながるはず。
 
 
こうやって腰を据えてじっくり「母になった自分のこれから」を考えられるチャンスを得られる産後は、実はものすごい可能性を秘めてるんじゃないかなぁ…と、産後ケア教室の参加者のみなさんを見てておもうこのごろです^^
 

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NPO法人マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクター
永野間かおり

1978年生まれ、岩手県出身。小学生から保育園児まで男児3人の母。
2011年より産後ケア網走教室、北見教室(~2015年度閉講)、
2016年〜札幌教室、2017年〜旭川教室を開講。
オホーツク、釧路、帯広、苫小牧、紋別など道内各地で産後ケア講座を開催。
自治体母子保健・子育て支援講座講師実績多数。北海道内の教室・講座開催リクエストはこちらまで。

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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