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私が失敗した時・落ち込んだ時の対処法

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こんにちは。
マドレボニータ北海道の産後セルフケアインストラクター永野間かおりです。
 
少し前に、仕事でミスをして、お世話になった方に謝る出来事がありました。
その後できる限りのことをしたけれど、でも思い出すとまだちょっと胸がぎゅっと締め付けられる、そんな出来事でした。
…ってことは、まだ私ショックを引きずっているのか^^;
 
その時、どうやってその落ち込みに向き合ったかを今日は書きます。
 
 

しまった!大失敗・ショックなことがあった時

ものすごく動揺したものの、説明する余地もないほど完全に私が悪かったので、お相手にすぐにその場で謝りました。
 
そのあとはずっとそのことだけを考え続けて、夜もなかなか寝つけませんでした。
 
 
目をつぶっても、あの時もあれも、これもそれも…と、全部を「しまった!」な出来事に結びつけて考えてしまう。
 
ひとしきり考えて、「もうちょっとこのことから気持ちを逸そう…」と、本を読みました。
 
 
本を読んでも内容なんて頭に入るわけはないので、あえてのギャグ漫画です。
 
でも、文字と絵を目で追う、それだけで、少しだけ問題から離れられる…というか、焦点をズラせました。産後もこの本には救われたんですよ。何度も繰り返し読んでる吉田戦車さんと伊藤理佐さんの本に、大感謝。
 
 
 

一晩たって

やっぱり反省と後悔は、まだまだ生傷状態。辛い、しんどい、ヒリヒリして思い出したくないのに、思い出してしまう。
 
でも、とにかく目の前の仕事はやらなければいけない。
でも、その「やるべきことがあること」で、その時間だけは、強制的に問題から距離を取ることができて、すごく救われました。
 
 
仕事で落ち込んで、同時に、仕事があることで救われる。
 
人って、自分ってなんなんだろうな?何をしたくて・どうなりたくてここに居るんだろう…?という、答えなんか出ないことをぼんやり考えたりもしました。
 
まだまだ後悔と焦りばかりで、問題のよい収束の仕方も全然思いつきませんでした。
思いつかないのは、仕方ない。時間が過ぎるのを、待つしかない。
 
 

2日経って

 
そして翌々日。
だいぶ落ち着いて、「じゃあこれからどうする?」を少しずつ考え始めていました。
 
今までと同じ…ではもう絶対に無理で、だったら起こったことを嘆き続けるのではなくて、これからを考えたほうがいいんだよな…と、やっと少しずつ思えるようになっていました。
 
 
そして仕事で遠くまで車を走らせながら、この2,3日、ずっとずっと考えて、やっと自分に無理がなく、納得して頑張れる方法を見つけました。
 
見つけたら、じゃあそれをどうやって実現するかの道筋を考える。
やることが決まったら、あれこれ余計なことは考えず、やりました。
 
手順を間違えたくないので、付箋にやることを順番に書き出して、何度も確認しました。
 
 
 
そうして一通り、今できることをやり終えたら、今度は本当に落ち着いて、これからどこにどんな風に気をつけるか?何を新しいルールにするか?を考えて、また手帳にメモりました。
 
なんだかメモってばっかりですが、メモらないと端からサラサラ流れ出てしまいそうで怖いので、私はなんでもメモります。
 

最後に

本当は、納得して頑張れる方法も、そのためにできることも、最初からそれしかなかったんだろうと思います。
 
でも、自分残念!の後悔や反省を味わうのも、答え・対応にたどり着く過程で必要だったんだろうなぁ…とも思います。
 
 
以前読んだこちらの本で印象的な一文がこちらでした。
 
 

【引用】「ネガティブな感情に対しても、バランスのとれた見方をすれば、圧倒されたり大騒ぎする必要はなくなります。それには、まず自分の中にある『痛み』を注意深く見つめましょう。自分の痛みを無視しながら、自分を思いやることはできません。」

 

考えないように、すぐに次の手段を…とした方が効率は良いし、賢いのかもしれない。

でも、どうしても気持ちが追いつかない・落ち込む・恥ずかしい・もうイヤだ…という気持ちが少しでも湧き上がるなら、それは否定せずちゃんと味わっていいんだと、この本が教えてくれました。

 

振り返ると、私は子どもの頃から、いつも本の新しい知識や情報に救われています。

知らなかったことを知ることで、枠がぐわっと広がって、生きづらさがぐっと和らぐんです。知ること・そして考えることは、私にとって自分の身を守ることです。

マドレボニータの産後ケアを最初に知ったのも、本からでした。
産後ケアの本を読んだことで、産後の苛立ちや不安や「自分が悪いんじゃないか?」の自責の念から少しずつ解放されるきっかけを得ました。そこから教室を受講し、インストラクターになるトレーニングを積んで、夫婦で向き合ったり、仕事を手にすることにもつながりました^^


(髪を切った私を、二男が撮ってくれました^^ショートは涼しくて気持ちいい!)

そして、恥ずかしながら結構プライドの高い私は、失敗や反省を、すぐには言葉にして表に出せません(恥!)。

でも、自分で「これでよし」と納得できるところまで持っていけたら、夫には話すんです。

今回も夫に、「こんなことがあってね…」と話しながら、あぁ、これで本当にこの出来事は自分の中で終えられたんだなぁ…と感じていました。

 

ストレス発散とか解消法はどこでも読めるけれど、恥やストレスを味わうのも大事だなぁと思ったので、忘れないように書き残しました^^

札幌の産後セルフケアインストラクター・永野間かおりでした。

 
  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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