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2023マドレボニータ合宿に参加した話/この3年半の振り返り

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先週末は、所属する認定NPO法人マドレボニータの団体合宿@東京に参加してきた。

教室プログラムのブラッシュアップ研修や、振り返りのワークなど、充実したプログラムの2日間。
コロナ禍もあり、2019年以来4年ぶりの全員集合合宿でした。それだけで喜び!胸熱!!

 

1日目のワークショップで「1年の振り返り」を話した。

それに加えて、団体参画して13年目、理事になって丸3年の今の気持ち/記録として書き残します。

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私には、新規のアイディアも、これをやりたい!も、そうそう浮かばない。

でも、13年前にマドレのインストラクターになることと、新体制以降もマドレで活動し、理事になることは、自分で決めた。

私は、とんでもないポンコツさもあるけれど、自分で決めたことは粛々と頑張ってやり遂げられる。

 

そんなことも含めて、合宿で1年の振り返りを話したら、仕事仲間に「かおりんは違和感を流さず、場に投げかけてくれる」「誰一人取り残さずに『気掛かりがあれば伝えて欲しい』といつも言ってくれる」と伝えてもらった。はーー、そんな風に捉えていてくれたんだ、とうれしかった。

私の異様に強い責任感(!)や、物事を前に進めたがるところ(!!)が、周囲に対して圧になったり、「率直に意見を言う」ことがハレーションを生んでしまうことも、何度もあった(※今もあるかも、あるだろう、あるよね、あるわ!)。

思い出しても恥ずかしいし、いろいろ土下座もの(!)でもある。

実際、だいぶ時間が経ってから、「あの時はごめんね」と伝えて、より深くつながることが出来た仲間もいる。…恥の多い人生です。

だからこそ、こんな風にポジティブに捉えてもらえているんだと、ありがたく思った。

 

担当する組織運営の一つでもある、人権・ハラスメント対策は、「誰もやりたがらない担当」とよく言われる。
主に、不本意な出来事や感情を扱うのでデリケートだし、きついこともあるけれど、だからこそ敢えて担当して本当によかった。担当しなければ考えられなかったことや見えなかったことが、山ほどある。

だから、もし、自分に「こんな風にありたい」「こう変えていきたい」ということがあるなら、やはり自ら役割をとりにいって、責任を持つ仕事をしたらいいんだと、あらためて思う。今後も変わらず、そんな姿勢でいく。

振り返って。
2021年は、団体のアドバイザーの方にピッタリ張り付いて、仕事の仕方や視点を学んだ。何を見て、どう考えて、どんな風に目的を設定して、そこに辿り着くまでにどんなアプローチをデザインして、周囲にどう働きかけていくか?

会議の設定や、場に出ていないことを引き出したり、安心して出せるようにするには、自分に何ができるか?などなど。

アドバイザーの方には、泣き言もたくさん聞いてもらった。私がやっと感情を表現して泣けるようになってきたのは、アドバイザーのおかげでもある。しんどい時はいつも、「彼女なら何て言うかな/考えるかな…」と考えることにしている。それだけで、気持ちが落ち着くこともある。

 

2022年は、独り立ちして、自分で組織運営を回すことになった。
初めての理事改選、新年度の事業計画と体制づくりのプロセスは手探りだけれど、自分の頭で考えて、提案して、みんなの声を聞いて、試してみて、修正して…の繰り返し。時間は掛かったけれど、自分たちでハンドルを握って進めている感覚がようやく持てるようになった。


が、ずっと不安で、孤独も感じていた。
だって、他の誰も中心になってやったことがない未知の業務。

だから、「これ、どうすかね?」なんてラフに、誰彼にでも相談できることじゃない。

もちろん、団体の過去の歴史や、他団体の取り組み、組織運営の専門書籍を読みまくって、いろんな考え方や方法を取り入れた。

でもつねに、「これでいいのか?」がまとわりついた。

さらに、組織は結局のところ「人」の集まりなので、人のことが理解できないと、全体を見ながら運営を進めていくマネジメントが出来ない。

もっというと、自分のモノの見方を認知して、自分をマネジメントできないと、「人が」「組織が」なんて、ムリだ。だからまずは、そこに取り組む自分自身のマネジメントや、「聴くこと・共感」の姿勢やスキル、自分のメンタルケアも必要だと感じた。


そこで、この数年はNVCをはじめとした内省や対話の場、自身の過去や親子関係に向き合うWSにも参加して、自分の内面を見つめる時間も多くとった。お金も時間も、投資した。

特にこれらの本は、今でも日々読み直して、ワークも取り組んでる。

 


学びの過程は、自分の思い込みに気づいて、それを1枚ずつ剥がして、新たなモノの見方を追加して、それをもって日々のコミュニケーションで試して…というプロセスの連続だった。知識で終わらせず、すぐに試して練習するところに、私の切実さも現れていた。

 

大人になって40代半ばの今が、一番学んでる。

受験生の息子とも、「父ちゃん母ちゃん、仕事大変そうだね」「そうだよ、一生勉強だよ。母さん、知らないことが多過ぎて、まいにちが白目(°_°)だよ」なんて会話も。

人生のステージは違うけれど、それぞれ「学びに切実」って括りで共感できることがある。

そういえば、私が6年の専業主婦生活から、インストラクターになった時の理由の一つが、「子どもに『人生を楽しんでいる姿』を見せたい」というものだった。息子は当時4歳。

それから十数年経って、仕事のことや、学びのことを、「大変だよね」「どう思う?」なんて近い目線で話せるようになったことにも、気づいた。私の願いは、長い時間をかけて叶っている。

 


(↑18歳になる長男が生まれた時の一枚。この赤ちゃんと、今じゃいろいろ話せるの楽しい!)

2023年の今は、仕事がとてもおもしろい。

意図やも目的を考えて、こうしたらもっとスムーズだな〜と工夫したり試しながら仕事を進められるようになってきた。もちろん、悩むことも、困ることもある。でも、立ち止まって時間をとったり、待ったり、流れを見ることも、少しずつできるようになってきた。

また、外部の研修や学会での発表機会に恵まれたり、そこで得る刺激や学びがいちいち新鮮なおかげで、見るものや考えることも、ちょっとずつ更新している。

苦手や課題を「克服」するのではなく、「自分の喜び」を起点にいろんな体験をしてみる。いい・悪いを超えて、体験から学べばいい。

そうして、「ありたい姿」「ありのまま」で場に存在して、やりたいことに注力する。

得た指針はとてもシンプルだけれど、みっともないほどジタバタしたこの3年半の経験があったからこその「今」だ。

ここからの1年は、「強さ」と「弱さ」の両方を大事にしたい。

強さは、団体の事業やプロジェクトを前に進め、実現していくための具体的な働きかけ。

もっともっと知識も経験も積んでいって、スムーズに、みんなで一体感をもちながら喜び合える景色をめざして行動力を発揮したい。

 

弱さについては、「自分の弱さ・脆さ」も認めて、大事に抱えながら、周囲に自己開示し、素直に助けてもらうこと。

 

これは私が2歳になる前の写真。

また後で書こうと思うけれど、自分の内面に向き合うプロセスで気づいた「愛されていない」の呪いが解けたのも、昨年だった。

そのことも仕事仲間に開示しながら、写真を見てもらった。みんな、「変わらないな!」「かわいいな」と笑ってくれて、その反応にも胸が温かくなった。

「そのままの私」でここにいていいんだな、そう思えた。

自分一人でも活動することも、楽しむこともできる。

でも、組織に属して、それぞれに違いをもった仲間とともに居ることで、また新たに見えてくる景色や、できる体験がある。

そしてそれを、私自身が選んで掴み取っているんだ。

そんなことを思った合宿でした。

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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