自治体産後ケア講座

自治体・上川郡和寒町で2023産後ケア教室(単発)開催しました

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10月中旬、2017年から継続ご依頼いただき開催の、

和寒町子育て支援センターの産後ケア教室を担当・開催しました。

 

コロナ禍で途中中断もありながら継続してきたため、

数年前妊娠中に参加された方が、今回は第2子産後で連れて参加。

もちろん新規の方も、そして保健師さんも体験されました。

エクササイズはもう自由でバラッバラで笑、ちょっとどうするコレ⁈と

みんなで頭抱えたり、笑い合う1時間。

でも、汗をかきかき続けてると、徐々に動きが揃うように…!

奇跡か!!いや違う、努力の成果!

 

赤ちゃんは日々育ってる。

 

同時に、産後女性だってこうした「機会」さえあれば、

新しいことにチャレンジして、楽しんだり悔しがったりしながら、

しっかり体をほぐし鍛えられるんですよね!

 

体が変化し、体力の低下も気になる産後こそ、

こうして「運動」で体を積極的にケアし、

体への当事者意識と自信をも回復したり再構築するチャンスです。

それがきっと、更年期、老年期への体のケアや意識にも影響を与えるんじゃないか、と。

 

後半の対話の時間は、産後のパートナーシップ(夫婦関係)の話題が熱い!

赤ちゃんは可愛いが育児で日々忙しい、でもパートナーとの会話・対話も大事にしたい。

でも、日々の家事育児で精一杯で、時間も気持ちも余裕がもてない…。

 

私ももう10年以上、ここ研究・実践・学びのアップデートして

いろんなネタ・例え話しますが、やはり同じ立場の「産後の仲間」の

今・ナウ・リアルな話ほど、揺さぶられるものはないんですよね。

産後仲間の言葉にみんな、涙、なみだ…。

 

ご参加者の言葉に、わかる!私にもそんな気持ちも経験もある…と、

言葉になったりならなかったりしても、みんな共感し合っていることが伝わりました。

 

そういう瞬間に、「私は一人じゃないんだ」と励まされるんです。

そして、自分の感情をそのままに認めたり、

本当はこうありたいというニーズにも気づくことができる。

 

 

「実はもう諦めそうになってた。でもやっぱりパートナーとの関係を大事にしたい!

今日はそれに気づくことができた」

 

産後仲間同士の「対話」があったからこそ、

それぞれえが自分の望みを握り直した、そんな対話の時間でした。

 

託児スタッフの先生たちからは、

「お母さんたち、みんなすっごくいいお顔してお迎えにきましたよ!」とご報告いただきました。

担当のA先生からは、

「センターでも子育ての悩みは聞ける。でも、マドレの産後ケアは、

お母さんたち自身の悩みや声が出てくる。そこがいい!って思うから、

だから続けて依頼してるんですよ」と。

 

いずれも、有難いことこの上ない言葉です。

こうして自治体の保育士の先生と一緒に、

産後の体力づくりと「私は」で言葉を紡ぐことの意味や価値を共有出来ていることって、

稀有なことだなぁとあらためて。

 

NPOと自治体がタッグを組めば、こうして地方の小規模自治体に

当事者の産後女性たちの声から生まれた産後ケアが届けられます。

道内自治体とのご縁、つなげ広げていきたい!

 

▼受付中の産後ケア教室・バランスボール教室・オンライン産後ケア教室
https://kaorinaganoma.com/

 

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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