自治体産後ケア講座

産後ケアで体力と「地域に話せる・頼れる妊婦産後仲間」を得てほしい!【2017/6/23厚岸町母子保健マタニティ&産後ケア産後ケア講座開催報告】

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母になった「私」の体と心が元気なら、子育てはもっともっと楽しめる!
札幌の産後セルフケアインストラクター永野間かおりです。

厚岸町母子保健事業・マタニティ・母のための心と体のセルフケア講座、2017年度第1回目をご参加者10名で開催しました。

      

産後6〜8週目の、助産院での滞在・宿泊型の「受ける産後ケア」に着手する自治体は増えてきています。
でも、その後の産後2ヶ月からの「自分の力を発揮して取り組む産後ケア」を実施する自治体はまだごくわずか。

そんな中、厚岸町はすでに3年目の「取り組む産後ケア」事業の開催です。

保健師さんが熱心に企画・募集してくださるおかげで、講座開始から毎回満席で開催している厚岸町マタニティ&産後ケア講座。

妊婦で参加した方が、その後赤ちゃん連れで参加されたり、ここで母同士の出会い・つながりも生まれています。

 

集合写真の笑顔はふんわりソフトに見えてwいやいや負けず嫌いバンザイ!しっかり弾んで、ワーキャー盛り上がりながら、身体を動かし続ける母たちのガッツ、すばらしかったです。

終了後、保健師さんに、「単身赴任中の夫に、産後のプンプンおばさんのイラストをシェアします!」と話してくださった産後の方もいました。
産後ケアで学んだことを自分だけに止めず、一緒に子育てするパートナー(夫)にも共有する。それが「夫婦で一緒に子育て」の第一歩です。

また、第1子妊娠中の妊婦さんがいらしたので、予定日も近くて子どもたち同級生になるんだからぜひLINEとか連絡先交換してみて^^とオススメし、よくよく話してみたら、なんと偶然にも幼稚園同級生だった(!)妊婦さんたちもいました^^

お二人、地元は厚岸ではなく、だから友達もいなくて…とおっしゃってたので、なおさらよかった^^!
子どもの話はもちろん、自分のこと・夫婦のことなんていう「大人の会話」もできる仲間が近くにいたら心強いですよね。

 

そしてこちら!

今日の厚岸産後ケア講座で託児スタッフを担当されたKさん。美人だけど超サバサバしててw岡崎保健師も私も、Kさんが好き過ぎるんですがww!

そしてこちらが1年前のKさんご家族。

そう、託児スタッフのKさん、1年前は参加者の産後女性として、赤ちゃん連れでご夫婦で産後ケア講座に参加されてました!たった1年で、産後母をサポートする立場に変化されていることに、感激^^(そしてパートナー、男前過ぎるでしょwこんなさわやか夫婦、未だかつて見たことないすからっww!)

 

そしてこちらは、厚岸に産後ケアを届けた立役者の保健師・岡崎さんと静世ちゃん!

母子保健の専門家である保健師さんが、マドレボニータのNECワーキングマザーサロン(2014年釧路開催)と、産後ケア講座@釧路に参加されて、「『自分らしく生きてる母の姿』を子どもに見せることが大事!」と目からウロコ体験されたんですって。

それが、厚岸町が自治体として産後ケアに着手してくださったきっかけです。

ご縁と出逢い、その不思議さを、まだまだ目新しいとされる「取り組む産後ケア」の仕事で、私は数え切れないほど経験させていただいてます^^本当にありがとうございます!

 

次回は10月20日開催。公費で年間3回も産前・産後ケアを母たちに届ける厚岸町のような自治体を、今後も北海道で増やしていきます!

 

 

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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