【札幌】産後ケア教室や産後のバランスボール教室で参加者のみなさんにご紹介すると、
意外にも「知りませんでした…!」という方が多い、札幌市の産後ケア事業。
2016年9月から札幌市でも産後ケア事業を開始しています。
調べたところ、【生後4ヶ月までの赤ちゃんと母】が対象でした。
産後4ヶ月というと、子育ての導入期。
「ちゃんとおっぱい飲めてるかな?」と授乳に悩んだり、産後続いていた緊張・興奮の最も切れたり、
体の痛みしんどさをイヤでも自覚し始める時期でもあります。
そんな時はムリをせず、札幌市の産後ケア事業を利用して、「受けるケア」に取り組んでください。
「お母さんになったんだからしっかりしないと!」
「周りのママだって、辛くてもみんながんばってるんだから私も…」
そんな風に、気負ったり、しんどさに蓋をしなくていいんですよ^^
なぜなら、困ったり悩んだり、しんどいと思ったら、適切なサポート・サービスを選んで受けるのも、
産後・子育てでとても大事なことだからです。
そこで、こちらのページでは札幌市産後ケア事業についてご紹介します。
▼参考ページはこちらです。
札幌市産後ケア事業を利用できる方
札幌市在住(札幌市に住民票がある方)で生後4ヶ月未満の乳児と母親。
家族などから十分な家事・育児などの援助が受けられず、
心身の不調・育児不安などがある産婦(医療の必要な方は利用できません)
札幌市産後ケア事業の内容
【日帰り型】と【宿泊型】の2週類があります。利用者それぞれでケアの内容や一日の流れは異なります。
産後ケア事業に必要な持ち物
母子健康手帳、保険証、必要な母子の衣類、 オムツ、おしり拭き、ミルク、哺乳瓶、
(宿泊型利用時)洗面用具等
※必要な持ち物詳細は利用決定時に助産所 から連絡があります。
産後ケア事業を実施している助産院
【宿泊型・日帰り型】
(北区)あいの里助産院
(東区)さくら助産院
(白石区)ありじゅマタニティハウス
(白石区) つるべ助産院
(清田区)さんさん助産院
(西区)助産院「エ・ク・ボ」
【日帰り型専用】
(中央区)ユキコカンガル―助産院
(中央区)feel助産院
産後ケア事業利用申し込みの流れ
電話か来所で助産所に利用申込み →札幌市から利用決定通知書送付 →産後ケア利用
札幌市の産後ケア事業を実施されるさんさん助産院・大友院長に、以前お話をお聞きしたところ、
「出産した病院を退院して、その脚で産後ケア宿泊なさる方もいますよ^^」とのことでした。
また、産後6〜8週の間の安静が必要な「産褥期」の養生のための産後ケア利用だけでなく、
産後5ヶ月以降でも、授乳の悩みや、安全で楽な抱っこの仕方など、
困ったり悩むことがあれば、早めに助産師さんに相談・ケアを受けた方がいいですよね。
産後ケア事業以外でも、ぜひ上記助産院に連絡なさってみてください。
私も初めての産後に授乳がなかなかうまくいかず、
産後3ヶ月でようやく出会えた助産師さんのおっぱいケアに救われた一人です。
おっぱいケアを受けながら、私が「おっぱいも体もすべてが痛くてたまらない」「しんどい」と泣きながら話すのを、
「初めての子育てだから、当たり前だよ」「辛いって言っていいんだよ」と否定せず、
丸ごと助産師さんに受け止めていただいたおかげで、体だけでなく心まで楽になりました。
一人きりでがんばったり悩むのではなく、必要な援助・サポートを素直に受け取るのも、
子育てする私たちには必要なスキル。
子育てを一人で頑張ろうとせずに、どうか必要なケアやサポートを受けてください^^
人やサービスを頼ることで、もっと安心して気持ちも楽に、赤ちゃんに向き合えるようになりますよ。
そして、産褥期の「受ける産後ケア」を終えた産後2ヶ月以降(産後1ヶ月検診後〜)は、
マドレボニータの「自分の力を発揮して取り組む産後ケア」がおすすめです。
マドレボニータの産後ケアでは、産後2ヶ月目から、
それまでに養生した体をリハビリするエクササイズに取り組むことで、
ムリなく子育てを楽しめる体づくりと、地域の仲間づくりができます。
産後、赤ちゃんと一緒の暮らしは幸せ。それは紛れもない事実です。
同時に、「今日も赤ちゃんと家に引きこもって、どこにも出かけていない…」
「誰か夫以外の大人とも話したい」と、孤独や焦りを感じやすい時期でもあります。
その孤独に蓋をしていると、些細なことで苛立ったり煮詰まったり、
心のバランスを崩すことだってあります。
だからこそ、産後、ママになった子育ての導入期だからこそ、地域の仲間や社会とのつながりは必要なんです。
産後ケア教室で1ヶ月全4回かけて、ムリなく段階を踏んでていねいに産後ケアに取り組めば、
子育てを楽しむ体と心の余裕、そして心強い産後仲間もできます♪
子育ての悩みを相談・解消できた!」という産後ケア教室卒業生もいらっしゃいます。
また、産後の仕事復帰やパートナーシップ(夫婦関係)など、
当事者同士だからこそ共感し合える話題も、無理なく話し合えます。
産後は受ける産後ケア(札幌市産後ケア事業)と取り組む産後ケア(マドレボニータの産後ケア教室)を、
ぜひどうぞ!
産後ケアは贅沢品ではなく、母になったすべての女性に必要なケアです。