今日は前回6月開催に続いて今年度2回目の、北海道厚岸町母子保健事業の産後セルフケアオンライン講座でした。
厚岸町では2015年から継続してマドレボニータの取り組む産後ケア講座を開催。
コロナ禍がはじまった2020年にはいち早く、対面講座⇒オンライン講座へと切り替えて、地域の妊婦さん・産後女性たちに「取り組む産後ケア」を途切れることなく届け続けています。
今日参加されたのは、産後1ヶ月から4ヶ月の、いずれも第1子産後のみなさん。
冒頭の赤ちゃんは、ちょっとフニャフニャ泣いて抱っこされていました。
赤ちゃんが泣くのは、想定内です^^だからいつものように、「赤ちゃんが泣いたら待ってなんて言わず、すぐ抱っこしてあげてくださいね」「立って歩き回ってあげても大丈夫ですよ」とお伝えしました。
そうやってすぐに抱っこしてユラユラ揺れていたら徐々に落ち着いて、結局そのままストレッチ、対話の時間まで、すやすやお昼寝してくれていました。眠くて泣いていたんだね〜😊
赤ちゃんのご機嫌はその時々で、全然違いますよね。
何をやっても泣き止まない時もあるし、逆に、「こんなに寝るの?いつ起きるの??」と思うぐらい、長くお昼寝することもあります。
だから、「せっかくオンライン講座に参加しても、もしかしたらずっと抱っこで全然運動できないかも・・・」と不安にもなります。
その不安を乗り越えて参加してくださった産後のみなさんからは、
「赤ちゃんと一緒でどれぐらいできるのかな…と不安だったけど、想像以上にしっかり運動できた」
「オンラインがはじめてでちょっと面倒だし不安だったけれど、やってみたら案外簡単だった!」
「運動が苦手でもこういうやさしいストレッチから、日常の中で少しずつ始めればいいとわかってよかった」
そんなご感想を聞くことができました。
そう、大事なのは、まずはチャレンジしてみること。
やってみて、思うように出来ずに残念なおもいをしたら、「だって赤ちゃんと一緒だもんね」「そりゃ産前のように、大人の都合だけではいかないよね〜」とトホホなつぶやきも話したらいい。
そうやって、赤ちゃんとの暮らしのままならなさも体験するのが、子育ての導入期です。
そんな体験をすることで、ままならなさをも受け入れる自分のスペースを少しずつ拡げていくのも、産後だとおもうんです。
だって赤ちゃんのご機嫌は読めないし、誰にもコントロールなんかできないですもんね^^;
そして少し気持ちに余裕ができてきたら、「じゃあ次はどうしたらもっとスムーズに参加できるかな??」と、次の機会のための工夫を考えられたらいいんですよね。
赤ちゃん連れで新たな何か(今回はオンライン産後セルフケア)にチャレンジすると、いろんな体験ができるし、気づきも自信も得られます。
今日参加してくださった産後のみなさんも、終了後とってもいい笑顔で前向きなお話をされていました😊
↑こちらの写真はコロナ禍になってすぐの時期、急遽オンライン開催した厚岸町の産後ケア講座の集合写真。
2年前は自宅からオンラインで参加が不安という声や、やっぱり対面で安心して参加したいという声を受けて、会場(ご参加者)と私をつないでスクリーンに映してもらって開催しました。
「オンラインだからできない」ではなく、どうしたら地域の妊婦さん・産後女性たちがセルフケアに安心して取り組めるか?をとことん考えて、さまざまな工夫をしてくださる厚岸町の保健師さんたちに、今回も感謝したいです。
継続してきたから、少しずつ自宅からのオンライン参加が増えてきましたね!
厚岸のみなさん、ありがとうございました!
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