北海道の産後女性に、「心とからだのケア」をお伝えしている、マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの永野間(ながのま)かおりです。
昨日の札幌教室に続き、【旭川】産後ケア教室9月コース、4組の産後のみなさんとスタートしました。連日レッスンで、嬉しいったらないわー^^
旭川教室9月コースは、産後ケアバトン制度を利用して、●産後に長期入院した赤ちゃんの母と、●多胎児(双子)の母の2組が参加されています。
産後ケアバトン制度は、子育てに人一倍体力を必要とする母に、教室の受講料を補助する制度。「産後ケアで元気になって欲しい」「産後ケアを次の母につなげたい」のおもいが込められた、「あったかくて良質なお節介」な制度です。
双子母のYさんが安心して教室に参加できるように、なんと【北見】産後ケア教室の卒業生のゆきえちゃんが介助ボランティアとして、赤ちゃん一人の母役でサポートしながら受講くださってます。しかも自分のお子さんは一時保育に預ける、万全の体制で!
産後ケア教室@北見の卒業生仲間が、「近くだったら私が介助ボラしたかった!」とつぶやいているのを聞いて、「だったら旭川にいる私が双子ちゃん母をサポートしようじゃないか!」と立候補してくれたそう。ゆきえ、カッコいいーー!
そんな男前なゆきえちゃんwは、教室だけでなく、終了後の赤ちゃん連れのランチにもご一緒してくれました。双子母のYさん、「まさかランチにも行けるなんてー!」と感激^^
介助ボランティア・ゆきえちゃんが、産後ケアで得て培ってきた力を、こうして次の母のために惜しみなく提供してくれて、とってもありがたい1週目でした。ゆきえちゃん、4週目もよろしくお願いします^^
産後初めてのエクササイズ後は、「バランスボールでここまで汗をかけるんですね!背中を汗が伝うのがわかった!」「暑くてかく汗とは違って、気持ちいい^^」の嬉しいお声も飛び出しました。
来週からはさらに動きも弾みも増し増しでいくので、お楽しみに!
後半のワークでは、産後に「自分」にも「夫」にも厳しくなってしまう…という話題に。
赤ちゃんと家に閉じこもっていると、イライラしたり煮詰まったりして、「こんなの私だけかな」「周りのママたちはもっと子育てを楽しんでいるように見えるのに」「私がダメなのか…」と、つい自分を責めすぎてしまう。
それは、家にこもりがちで他者との接点を持ちにくく、どうしても「孤独」になりがちだから。人と関わらないと、他の人がどうかなんてわからないから、誰でも不安になって当たり前なんですよね。
でも、赤ちゃん連れで産後ケア教室に来てみると、赤ちゃんが泣いたら何度も繰り返し抱っこするのも、寝かせようとおもったら起きちゃって、抱っこアゲイン&エンドレス…!とかね、もうみんなあちこちでそれぞれに奮闘してます。
その姿に、「みんな同じなんだなぁ」「思うように行かなくてトホホ…ってなっちゃうのは自分だけじゃないんだなぁ…」って、リアルに知ることができるんですよ。
それが、自分を客観視するきっかけにもなります。いっぱいいっぱいで当然、だって産後だもの。私も、そして夫も夫なりに、がんばっている。
その「今のありのまま」を受け入れていいんじゃないか…って、ムリなく思えるようになる。
参加者のお一人は、「教室ではみんな笑顔で、それがすっごくいいなぁ〜って思えた」と話してくれました。ね、リアルだから表情や息遣いも感じられる。、運動は楽しいけれど疲れもするしw、大人同士話すのは緊張もするけれど、相手のことも知ることができて嬉しい。
そうやって、体も心もほぐされるから、作り笑いじゃない自然な笑顔が溢れるんじゃないかなー^^
年内の【旭川】産後ケア教室4回コースは9月で終了、10月体験講座を予定しています。
体験してみたい!という方は、9月コース途中からでも大丈夫ですので、お気軽にご参加くださいね^^