子ども・子育て

お母さんの「私」がインフルエンザに!その時気をつけた2つのこと

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こんにちは。赤ちゃんとはじめる産後ケア。
マドレボニータ札幌(北海道の産後ケア)永野間かおりです。
 
(朝は白いご飯におつゆが定番。おつゆの出汁は煮干しと昆布が好き)
 
インフルエンザが猛威をふるって…
というのはよく聞いていましたが、
そのインフルエンザに、なんと私も先月末から罹患して、10日間ほど養生していました。
 
大変申し訳なかったのですが、産後ケア教室も急遽延期させていただき、おかげさまで無事快復。
急遽延期連絡メールをお送りした2月コース参加者のみなさんの「お大事に!」「気にせず休んでください」のあったかい言葉、本当にありがとうございました!
1週遅らせた明日2月13日より、産後ケア札幌教室2月コーススタートします!
 
 
さて、インフルエンザ。
 
家族で久々に外出した翌日から、なんだかだるい。
普段元気すぎるから、「やる気ないのか私!」「…飲み過ぎかw?」とのんきに考えてました。
 
でも3日目には起き上がれなくなり、その後夫に病院に連れていってもらい
あの鼻にツッ!て棒さして粘膜とる検査して、「はいインフルエンザです」と。
 
あの検査、私は大人になってから初めてしたけれど、本当に痛いですね!
痛い思いをした時に必ず思う、「こんなに痛みに弱いのに、よく私3人も子ども産んだよな!」を、今回も思いました^^;
 
(窓辺から雪景色を堪能する三男、結露した窓に指でカニの絵も描いてた)
 
そして結局9日間、ひたすら寝て養生していました。
もうね、寝るしかできないですね。
他に何もできないから、kindleで本を買いまくってひたすら読書もしました。ある意味贅沢w
 
そんなインフル罹患して思ったことが2つあるので、
今日はその話を書きます。
 
 
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①普段から家事に夫婦(家族)で取り組むのは、病時のリスクヘッジにもなる!
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私が病気に倒れたら、普段私が毎日やってる「ご飯の支度」「洗濯」を、夫か子どもの誰かがやらなくちゃいけないんですよね。
 
平日の夕飯は、小学生の長男二男がカレーやお鍋を作ってくれました。
 
夫の帰宅は遅いので、息子3人で食べて、お風呂入って各々寝てくれて、助かった〜。
小学生は頼りになる! 
 
週末は、夫が炊事に洗濯。おかゆ作ったり、りんごも擦ってくれて、美味しくて染みたなぁ。
掃除もウチの男たちが声かけあって、手分けしてやっていました。
 
その音を聞きながら思ったんです。
 
「もし、普段夫息子が家事を全くやらずにいたら、こんな風に安心して私は休めなかったはず…」と。
 
実際、同じ頃にインフルエンザになった知人は、「夫に看病スキルが全くないことがわかった」と怒っていました。体調悪い中でさらに怒るって…、つらい;;
 
でも、これよく考えたら怒るところじゃなくて、「夫にこれまで看病経験がなかったこと」が明らかになっただけ、なんですよね。
 
「看病経験がない・だからできない」の課題がわかったなら、あとはそれをどう補填したりクリアしていけばいいか考えて取り組むだけ、です^^
 
無理やりかもしれないけれど、「今わかってよかったねー!」と私は思いました^^
 
(そうそう、私よく「〇〇なだけ」って物事をできるだけ小さくまとめようとしますがw、そうやって言葉にすると「本当に大した問題じゃないな!」って思えて気が楽になるんです。もちろん使っちゃいけないシーンもあるので、要注意!ですけれど^^;)
 
 
我が家は普段から家事を家族でちょっとずつ分け合ってて、小学生の子どもたちにも毎日役割があります。お風呂掃除や炊飯セットなんて簡単なことだけど、すごく助かる^^
 
夫は家族の中で一番早起きして、毎日ゴミ集め&ゴミ出し。洗濯物畳んだり、食器片付けたり、分担って言葉に違和感感じるほど、「一緒に家事育児してる」感じです。
 
 
そんな毎日のどの家事も、どこに何があって、どうやって使うか共有して、家族の誰でもできるようにしておけば、こうして病気になった時に家族も自分も(ここ重要)慌てなくていいんだなって思いました。
 
そのために必要なことも、またサイトやメルマガで書きますね^^
これほんとうに大事で、春から仕事復帰の方にもぜひ聞いて欲しいことだから!
 
ちなみに今回、長男二男にはもう少し普段から「ご飯の支度」を手伝ってもらおうと思いました。
 
普段は忙しいしできるだけ早く!って、私がパッとやっちゃいがちなんですよね^^;
でも、子どもだっておかゆとかおじや炊けると、自分も周りも助かりますよね^^
 
 

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②病人は卑屈&傲慢になりがちで面倒くさい。だから冷静に謙虚に、「言わなきゃ相手には何も伝わらない」を思い出す
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病人って動けないから、「私のせいで迷惑かけてごめんね…」としおらしくなったり、かと思えば、周囲に対して「なんで言わないとわからないのよ!」と怒り出したりと、はっきりいって面倒くさいですw

私は毎回の産後↑こうなるのでよくわかるんだけど^^;今回インフルエンザで寝込んで、

「卑屈にならない!」
「被害妄想にとらわれない!」
「やって欲しいことは言葉にする」

の3つをとにかく大事にしました。

特に、「やって欲しいことは言葉にする」。

①の「家族で家事やってれば困らない」と矛盾するかも知れないけれど、共有してても言わなきゃわからないこともチョコチョコあります。

だから、看病・家事で何をしたらいいかを相手(ここでは家族)がわかってない時は、細かく、相手にわかるように「言葉で伝える」。

ある程度してくれても、「もう少しこれを…」などリクエストがあれば、それもちゃんと伝える。

 

ほら、看病っていうと、私たち、「実家の母」がお手本じゃないですか?

あれ飲みたい・これ食べたいなど、実家の母なら言わなくても察して、絶妙なタイミングで「はいどうぞ」と差し出してくれる、高度で素晴らしいケア。

これを、夫息子に同じように求めるのは酷だしw「なんで言わなくてもやってくれないの?」と責めるのは理不尽。
だから私、言いたいことはその都度伝えました。

伝えたら、買ってきてくれるし、やってくれる。

そして、この経験は記憶に残るから、次の体調不良の時に必ずや活かされるはず!
それで十分じゃないかと^^

でも、夫もさすがこれまで子ども3人の病気の看病してきてるせいか、前述のようにおかゆを作ったり、黙っててもシーツを替えて洗ってくれたりして、やっぱり経験の積み重ねが大事なんだなぁって思いました。

人は、やったことがないことはできないし、必要なことがわからなければ動けない。

伝えることで、相手は行動できるようになるし、自分も「気持ち良い伝え方」を学ぶチャンスになる。

 

病気だって「しんどかった」だけでは絶対終わらせたくない、私の貪欲さw

でも、どんな経験からでも、どんなに小さくても何かしら学びを得るって、自分が機嫌よく生きていくためにとても大事なことだと思うんですよね^^

自分を機嫌よくできるのは、自分だけだから!

 

これからだって思いがけず体調崩すことも、家族を看病することもあるだろうから、忘れないように書き残しておきます。

 

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  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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