子ども・子育て

小・中学生の子育て!私がどんな風に翻弄されているかレポート!

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私には中1・小4・保育園年中の息子が3人います。

周りから、「男の子3人!それは大変でしょうに・・・!」と苦笑いされる度に、「そりゃもう否定はしませんよ!」と元気よく正直に答えることにしているのですが^^;

そんな男子3人子育て中・2018年初夏の私の、
いろいろと収まりのつかない気持ち(!)と、そこから思い至ったことを
そっと置かせてもらう、今回はそんな内容です。

(サッカーW杯の影響で、国の名前や位置が気になって地図帳眺める三男5歳)

先週、息子の担任の先生から「お母さん、どうかご家庭でも指導を…」の
電話がありました。
電話で聞いただけどもうハァーーとため息つくしかない残念な出来事を、
夕飯の前に息子に事情聴取・笑。

翌日、夫がさらに息子を相手に時間をとって話を聞き、
「本当はどうすればよかったか?」「これから息子は何をどう気をつけるか?」
まで話し合いました。

(今月初め、二男10歳と参加した千歳JAL国際マラソンのスタート地点は森林浴が気持ちよかった!)

これは、子どもが泣いてただ「ごめんなさい…」でなんとなく終わらせたら、
ダメなところ。
最後までしっかり聞くこと・伝えることを諦めない…というのは、
夫婦で一致していました。

そして、以前教員をしていた夫は、私みたいに感情的にならず、
淡々と、でも子どもの言い分もしっかり聞いて、
冷静に自分の考えや、客観的に見てどういうことだったか?を
例を挙げながら子どもに伝えられるんです。

(やたらサッカーばかり例えに挙げるので、我慢できず何度か、
「かえってわかりにくいわっ!」と突っ込んだけどw

(参観日に行くと「もしかしてはるくんのお母さん?」と、周りのお母さんにも声をかけられるほど似ているw

「この人と親業(おやぎょう)できて助かった〜!」と感謝するのと
同じぐらい、結局子どもの言葉を丸っと信じてしまう「お母さんな自分」が
不甲斐なくもあり。

子どもらにも「母さん甘いな、ちょろいな」って思われてるんだろうな…と、
そんなこと誰も言ってないのに、自分で思ってしまう。

夫はなぜあんなにきっぱり線引きして、俯瞰してものを見られるんだろう?

そんな情けなさ・嫉妬を感じる自分にまた、
「どんだけ器ちっちゃいんだ!」と自己嫌悪したりして、めんどくさいな私!

そして、残念なことに、これでは終わりませんww

その話がひとまず終わって、さて寝るか…と思ったところに、
今度は別の息子がおもいつきの爆弾発言。


(糸電話なう)

そんな小・中学生の子育てしてたら、きっとあるあるな2つの出来事。

話し合ってる時は、ものすごく頭がカーッと熱くなったり、
自分がしてきたことは間違ってたのかな?と不安になったり、
とにかく感情も思考も大忙し。ほんとうにエネルギーを消耗して、ぐったりします。

布団に入ればおやすみ3秒のこの私が、頭だけ興奮して寝られなかった。
(こんな時にも産後ケア教室3週目セルフケアでお伝えする「ぐっすり眠れる骨盤呼吸法」が効きますw

でも、話し合いを終えて、ちゃんと何かしらの
「お互いの理解」「新しいルールづくり」にたどり着いた後は、

「よかった、ここまで粘って聞けて・話せて」

「あそこで諦めたり、短気起こして投げ出してたら、
ザワザワした気持ちを翌日に持ち越しちゃうところだった」

「あのまま消化不良で終えていたら、今後子どもを先入観いっぱいの
嫌な目で見てしまうところだった」

「だから、泣いたり怒ったり、ちょっといやな思いをしても、
ちゃんと最後まで場と言葉を共有できてよかった・・・」

って、毎回素直に思うんです。

そう思った後、「あ、これって夫婦ゲンカの時と全く同じだわ!」とも思いました。

ちなみに夫婦ゲンカは私の中では「試合」(!)、
やればやるほどこなれてきて、お互いに上手になると思ってます^^;

ってどんだけ私は家庭内で家族相手に衝突を繰り返しているのか、恐ろしい@@!

 

 

こういう、「ひとまず相手の話を最後までちゃんと聞く」とか、
自分の思ってることを言わないでもわかってくれるはず…なんて甘い期待はせずw
ちゃんと相手にわかってもらえるような言葉で表現するとか、
1回でわからなかったら・伝わらなかったら、何回かかけて、
言葉や姿勢を変えてでも、諦めずに粘ってみるとか。

そして、大事な人も自分もを諦めない、逃げないということ。

そういうことを、私は「産後ケア」を通して学んだな…とおもっています^^

産後ケア教室には、こんな↑マインドマップを描いて、「私は」を主語に話す
シェアリング(コミュニケーションワーク)の時間があります。

何をどんな風に話してもいい、でも主語は「私は」と自分に。

そのシェアリングを何度もなんども繰り返して取り組むうちに、

「子どもが」「夫が」ではなく、「私は」どうしたいんだろう?
どうありたいんだろう?

その希望を叶えるには、何をどうしたらいいんだろう?

そんな風に、言葉や思考も随分変わってきました。

こうして振り返ると、産後ケアは仕事としてだけでなく、
「お母さんをする私」「夫婦関係を育てていくこと」にも
かなり役立って力を発揮しています^^


(水道記念館イベントでシャボン玉の中に入る体験・こういうのは夫ではなく、私の担当w

だからこそ、出産して、それぞれに激動の産後を過ごす母になった人たちに、
一人でも多く産後ケアに取り組んでほしい。

産後は、母になった自分のことはもちろん、子育ても、
子ども・夫・周囲・・・と相手があることなので、
本当に自分が思う通りになんていかない。

そこで「どんな風にものを考えるか?」や、
「それをどんな風に相手に伝えて、周りと協力してやっていこうとするか?」が
とても大事になる。


(水道記念館イベントでパフォーマーのお兄さん、5ヶ月の娘さんがいるそうで、「娘を抱っこしに早く家に帰りたいw」と笑いを誘うww

いくら「コミュニケーションが大事」というのを知ってて思っていても、
その方法や姿勢、自分のおもいに向き合って、掘り下げて、
言語化するっていうことは、やっぱりどんなことか学んで、経験して、
繰り返して、振り返って、またチャレンジして…と、
やってみないと、できるようにはならないんですよね^^

本を読んだり講演会に出て情報やテクニックをインプットするだけじゃ、足りない。

そして、月並みな言い方かも知れないけれど、
体が元気で気持ちに余裕がないと、じっくり対話するなんてできない。

身体を鍛えて整えていくこと・自分の内面に向き合い続けること・
周りとのコミュニケーション。

どれも大事に続けていきたいな…とおもいました。

産後ケアで取り組む運動・コミュニケーションは、産後真っ只中だけでなく、
子どもが小学生・中学生になった時までちゃんと効果を発揮する、
何よりも心強い「母になった自分の考え方・生き方の指針」になるよ!

…と、↑この文章を書いてたタイミングで、長男二男が目の前でケンカし始めて、
「はいはいちょい待ちーーー!」と仲裁に入ってヘトヘトになり、

「もういい!母さんホントやってられない!!」
「私、今日はいっぱい飲みますから!!!」と宣言、
この日の夕飯は家族で居酒屋でしたww

 

6月受付中の産後ケア教室・産後ケア出張体験講座

【釧路・マタニティ&産後ケア体験講座】
【マドレボニータ釧路】
●6
30日(土)10:00-12:00 受付中
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●7月コース:73,10,17,24日(火) 10:0012:00  あと4 
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●7月コース:7月5日(木),11,18,25日(水)
 10:4512:45 受付中
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●7-8月コース:719,26,82日(木),10日(金)10:4512:45  受付中
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  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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