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子育て以外にも夢中になれるもの、ありますか?

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こんな記事を読みました。

 

子育て「以外」にも夢中になれるもの、その後の人生に大きく影響

 

大まかに記事を要約すると、

子育て以外にも夢中になれるものがある人の方が、ない人に比べて、

●100歳まで生きたいと思える割合が、1.5倍高まる。

●子育てを明るい気分で取り組めている割合が2倍高まる。

●「(子育てが)終わってからの人生も充実すると思う」と思う割合が4.7倍高まる。

 

総合的に見ても、子育て以外に楽しめること・夢中になれるものがある方が、長い人生をゆたかに過ごすことができる、ということですね。

 

それはそうだろうなぁ…とおもいながら、この記事を読んで、10年ちょっと前の自分自身の体験を振り返りました。

facebookに投稿したそのままに、掲載しますね。

・・・

上の子どもたちが3,0歳だった頃、専業主婦で子育て一色だった私は、「子どもたちが巣立ったら、私は何をして生きていくんだろう」と、漠然とした不安に駆られることがよくあった。考えなくちゃいけない、決めなくちゃいけない、でもどうすれば…?と、毎日同じ場所をグルグル回り、何の結論も出せず、落ち込む日々。

そんな時、「今の状態はこれまでの選択の結果」「これからどうしたいか?どうするか?は、自分で選べる」と教えてもらったことに光を感じた。今の私でもチャレンジできるんだ、もう後悔したくないと不安なままでも一歩踏み出して、子育てしながら学び始め、2年後には仕事を手にした。12年前、長男が5歳、二男が3歳になる時でした。

>当時のことはこちらの記事に書いています

「あなたはどんなことが好きか?何が大事か?どういう時に喜びを感じて、どんな時に悲しいのか?どんな世界を作りたいのか?」
出会った人たちや学びの場や読んだ本からの、そんな問いの一つひとつに答えようと考えて、実際に手を動かしたり行動していく中で、子育て以外の大切なものが見つかっていった。

 

子育て以外にも夢中になれるものや大事な人たちが増えていったら、子どもと過ごす時間や子育ての魅力も何十倍にも感じられるようになった。
忙しくなって考えることもやることも増えたはずなのに、子育て以外の夢中になれるものがあった方が、私はうんとしあわせを感じました。

 

(昨年春のフェムテックEXPOのマドレボニータキャッチコピーとインストラクターゆりちゃんのポスター)

 

だから、子育ての導入期、赤ちゃん育ての忙しくて大変な時期にこそ、「子どもが」ではなく、「私は」と自分を主語に考えたり、語り合う場があることが重要だと思う。

「ママ」「お母さん」だけではない、親になった自分のアイデンティティを再構築していくための場が必要だ。そうおもって、産後ケアの仕事を続けています。

産後うつや夫婦不和、空の巣症候群になることを、自己責任だと放置せず、予防するために少しでも自分にできることを。
そうおもってこの記事をシェアします。

 

 

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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