パートナーシップ 妊娠中・産後お役立ち情報

産後の夫へのモヤモヤの根っこには、一体何がある?

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タイトルの「産後の夫へのモヤモヤ」は、対面の産後ケア教室でも、

オンライン産後セルフケア教室でも、必ず話題になるトピックです。

 

もちろん、モヤモヤの種類も中身も、パートナーとの関係性も、産後女性たちそれぞれで違います。

でも、モヤモヤしている状態に共通することもあります。

 

それは、「本当はこうありたい」「こんな夫婦・家族・子育てするチームになっていきたい!」という

希望と期待をもっている、ということ。

 

だって、もうどうでもいいや…と諦めたり、投げ出していたら、モヤモヤもしませんよね?

希望と期待があって、一緒にやっていきたい存在だからこそ、思い悩むのでは…?

 

 

レッスンでそうお伝えすると、産後のみなさん、「ああ、確かに…」とうなづき、

ちょっとホッとした表情も見せてくださいます。

 

 

パートナーにイライラすることはあっても、嫌いになった訳じゃない。離れたい訳じゃない。

ただ、相手や二人の関係性に本当は何を望んでいて、

どうしたいか?どうできるか?がわからないから、だからモヤモヤしていたんだ。

確かに、モヤモヤの根っこにあるのは、希望と期待なのかも知れない。

 

そんな風に、モヤモヤの根っこにあるものを理解して肯定できると、捉え方もその後も全く違います。

じゃあ、本当はどうしたいのかな?と、自分に問いかけることができるんです。

モヤモヤ・グルグルと同じところで停滞し続けるのではなく、次のステップに進むことができるんです。

 

 

「私どうしたい?」「どうありたい?」と問いかけると、自分望みや希望も湧き上がってくる。

それを、まとまらなくていいから、支離滅裂になっても構わないから、まずは言葉にして話してみる。

(レッスンでは毎回、↑まとまらず支離滅裂でOK!と繰り返しお伝えしています^^)

 

話してみると、「話したけれどここはちょっと違うかも」や、「そうか、そう思ってたんだ!」と気づくことも、たくさんあります。

「どうすればいいのか」の悩みが、「私はどうしたいのか?」の視点で捉え直すと、自分で取り組める「課題」も見つかります。

 

そうやって、だんだん自分の意思がはっきりしてきて、自分の軸ができてくるのが、産後ケア教室の対話の時間です。

 

最近のレッスンでも、そんな場面がありました。

参加者のみなさんの表情がほぐれたり、共感し合えたりと、同じ産後仲間同士だから余計にホッと安心するんですよね。

 

レッスンで話したことや気づいたことを、ぜひパートナーにも話してみてね、とオススメもします。

夫婦だから言わなくてもわかるなんてことは、ない。話してみて聞いてみて、

はじめて知る相手の事情やおもいもたくさんあります。

 

産後ケア教室・オンライン教室が、産後の自分の気持ちの整理や、夫婦の対話の予習になっていたらいいな。

いつもそう思って、レッスンをしています。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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