子ども・子育て

託児は赤ちゃんと一緒の社会デビュー〜託児スタッフをしてわかったこと・にいまるデー〜

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産後ケアは母になった私のチャンス!
マドレボニータ札幌の産後セルフケアインストラクター永野間かおりです。

昨年末、普段お世話になっているユキコカンガルー助産院にて、
0歳児の赤ちゃんたちをお預かりするイベント託児のスタッフをしてきました。

※写真はユキコカンガルー助産院ブログより了承いただきお借りしました。

普段、私が行う自治体の産後ケア講座では託児をご用意いただいています。

また、自身の子育てでも市の子育てサポートさんやシッターさんに
託児をお願いすることが多く、託児する側になるのは貴重な経験!

そこで今回は、0歳児の赤ちゃん達を2時間お預かりしてわかったことを
書きますね。

ほんっといい経験をさせていただきました!

①赤ちゃんはやっぱり、泣くよね・笑

母たちがそっと別会場に移動するやいなや、
赤ちゃんたちは「あれ?ママもしや、いない?!」と変化に気づき、
泣き始めました。

そりゃそうだよね、いつも一緒で大好きな母が見えなくなったら、
びっくりして泣きますよね。

でもこれは「母がずっとそばにいてくれなきゃダメ!」ではなくて、
普段と違う場と人に驚いているだけ。

大人でもはじめての場所とか初対面の人って緊張しますよね^^

赤ちゃんは泣くことで「ここどこ?」「これ誰?!」ってびっくりを
表しているだけ、なんですよね。

②しかし赤ちゃんはずっと泣いている訳でも、ない

託児スタッフみんなで手分けしながら赤ちゃんを抱っこしたり、
あやしたり、おもちゃで遊んだりしました。

すると、おもちゃの動きに夢中になり始めて、
徐々に泣き止む赤ちゃんも出てきました。

新しいおもしろいものが目に入れば、
赤ちゃんもちゃんと気が紛れるんですね^^

これは保育園でも同じ!と、4月に仕事復帰を控えたみなさんに伝えたい!!

新入園の4月は泣き声大合唱!だけど、徐々に場や先生に慣れて、
笑って登園できるようになります。

だから、こんな風に託児したり、
保育園に預けて赤ちゃん・お子さんが泣いても、
「私の都合で…」とか「ごめんね」なんてどうか思わないで欲しいんです。

だって赤ちゃんはびっくりしているだけだし、
母がリフレッシュしたり、学んだりはたらくことは、
一人の大人として大事なことだから。

産後ケア講座でも毎回毎回必ずお伝えします、

「託児の迎えはごめんねよりもありがとう!と言って
抱っこしてあげてくださいね」と。

預けるのは悪いことではない、親以外の大人に可愛がられ抱っこされ、
慣れていくチャンス。

地域・社会デビューの機会ともいえます。

この言葉にハッ!として、確かに…とうなづく方がとっても多いんです。

託児や保育がどんなものか?何のためなのか?を知れば、
子どもにかわいそうごめんねなんて言わなくていいし、
いらない罪悪感を抱えて自分を責めなくて済むんですよね。

③おんぶ最強説!背中の揺れと温かさで赤ちゃんは寝る

いざという時に備えて持参した兵児帯で、赤ちゃんをおんぶしました。

おんぶしながらちょっと揺れ続けると、
そのうち赤ちゃんが寝てくれました。

着地に失敗したりしながらも、ここもスタッフみんなで協力し合いながら、
なんとかベッドに寝かせられた時の達成感!!

息子たちの赤ちゃん期を思い出して、懐かしかったなぁ^^

そういえば赤ちゃんは、「お願いだから早く寝てちょうだい。
そしたら私その後でアレしてコレして…」と雑念がいっぱいな状態で
寝かしつけしようとすると、なかなか寝ませんよね^^;?

むしろ、「眠くないか〜そうか、なら寝なくてもいいからね〜」とか、
夜なら、「なんなら私もこのまま寝ちゃおう!」と
割り切った気持ちになると、意外にすんなり寝てくれたのを思い出しました。

赤ちゃん超いいセンサーで何かキャッチしてますよね、きっと・笑。

④お迎えがうれしい赤ちゃん・母も満たされていて笑顔

2時間後、母たちが「ただいま〜」と帰ってきたら、
ハイハイできる赤ちゃんは一目散に突進したり、
抱っこされてニコニコうれしそうな赤ちゃんもいました。

数時間でも離れた我が子を抱き上げる母たちも、幸せそう^^

自分がリラックスしたり満たされていれば、
赤ちゃんを笑顔で抱っこできるんだよなぁ。

子育て中でだからこそ、
「大人の時間」「一人になる時間」を持つことは大切。

笑顔の母たちを見ながら、あらためてそう感じました。

マドレボニータの産後ケア教室でも「にいまる(210)デー」として、
赤ちゃんと一緒に社会に関わり始める記念日として提案しています。

生後210日前後は赤ちゃんに自我が芽生え始め、
周囲の大人とのコミュニケーションに興味を持ち始める時期。

こんな風に、イベント託児などで産後の自分時間を持ちながら、
子育てを地域に協力してもらう機会をもてると、
さらにリラックスして子育てを楽しめるようになりますよ。

最後に、円山ユキコカンガルー助産院では2/12(火)産後のバランスボール教室の参加受付中です。

6ヶ月までの赤ちゃんと一緒に、また託児や一時保育を利用してぜひご参加くださいね^^

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの
永野間かおり@札幌でした。

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<受付中の産後ケア教室・体験講座>

「まずは体験してみたい…」という方はこちら☆
◉2/12(火)産後のバランスボール円山ユキコカンガルー助産院教室
「4回コースでじっくりと産後の体と心をケアしたい」という方はこちら☆
◉産後ケア【札幌】教室2月コース(2/5,12,19,26・火曜10-12時)
◉産後ケア【札幌】教室3月コース(3/5,12,19,26・火曜10-12時) ※残席6
  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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