自治体産後ケア講座

【自治体】継続2年目・妹背牛町で骨盤ケア教室(産後ケアプログラム)開催

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こんにちは。NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの永野間(ながのま)かおりです。

 

昨年度、新規で産後ケア講座を開催させていただいた雨竜郡妹背牛町にて、継続2年目の産後ケア講座を実施しました。

継続開催でうれしいのは、マドレボニータの取り組む産後ケアにはじめて出会う母たちとの出会いはもちろん、昨年赤ちゃん連れで参加した方が、今年は単身で参加されて、「あの時の赤ちゃんがもう歩くようになりました!」「昨年も楽しかったから、また参加します」と再会できること。お子さんも成長し、みなさんもちょっとずつ変化されてます。そして、2回目の参加の方は、エクササイズがお上手!なんですよ。体が感覚を覚えてる!経験ってすごい!と、毎回驚きます。

 

みなさん、「こんなに運動したの、久しぶり!」「楽しかった〜♪」「明日の筋肉痛が、こわい・笑」など、めいっぱい体を動かし尽くしてくれました。

 

息がハアハアするぐらいの有酸素運動だからこそ、心肺機能はもちろん、子育てに必要な筋力や持久力も鍛えられます。

運動が体にいいのは誰でも知ってるけれど、子育て中にいかに運動する機会を作るか?!が問題で、難しいんです。

だから自治体での産後ケア講座が切実に必要だし、妹背牛町のように公費で母の体と心のケアに取り組む自治体を増やしてきたいです。

 

後半のコミュニケーションワーク。

短い時間でも「私は…?」と自分を主語に考えたり、言葉を紡いで、それを仲間に聞いてもらう時間です。

対話の後は、マスクをしてても伝わるほど、目が三日月型になって笑顔が増え、表情がほぐれます。

 

 

みなさん笑顔で、託児していたお子さんをお迎えに行かれました。母が笑顔でご機嫌って、赤ちゃん・子どもには最高にうれしいし、安心だし、しあわせなことです。

 

講座後に保健師さんにご案内いただいた、妹背牛町子育て世代交流施設 from☆Moko

産後ケア講座中はこちらを託児会場としていただきました。

利用対象は妹背牛町の子育て中の親子さんで、2回建ての建物内は、滑り台やお絵かきスペース、ちょっとアクロバティックな遊具もあって、これ小さなお子さんは絶対楽しいでしょう!私も小さな子がいたら遊ばせたい♪と思う、ユニークでゆたかで空間でした。

 

国の子育て支援政策に、え、そこなの??と疑問を感じたり、どんどん進む少子化のニュースに、この国は一体、、、となんとも言えない気持ちになる、昨今。

でも、こうして自治体産後ケア講座でさまざまな町を訪れると、それぞれの市町村で、市民のためにとさまざまな工夫を凝らし行動する自治体職員の方たちがいます。

大事なことは、自分たちだからこそ出来ることを明確にもち、研ぎ澄ませながら、こうして自治体とNPOなど、垣根を越えて協働・協業していくことなんじゃないかと、コロナ禍を経た今、ますます強く思います。

 

また妹背牛町に産後ケア講座を届けられますように!

妹背牛町のみなさん、ありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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