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家族間のイザコザにどう向き合うか?NVCの「調停」にトライした話【過去記事】

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facebookでタイムラインに上がった「1年前の今日の投稿」。

当時は目の前のことに必死で、サイト記事にできなかったので、1年後ですけど、投稿しちゃおう。

\家族間のイザコザにどう向き合うか?NVCの「調停」にトライした話/
この数ヶ月、夫と高校生長男の折り合いがかなり悪く、ギクシャクした状態が続いていました。具体的には、全く口を利かない状態。…どう考えてもしんどいでしょ!気ぃ遣うわ!!

私も、子どもに腹が立つことは、ある。だからといって、夫の言い分にも全面的に賛成できる訳ではない。…どうしたものかなぁ と悩み続けて、数ヶ月。

そこで、この半年間学び続けてきたNVCの「調停」を使って、夫と長男それぞれの話に耳を傾ける機会をもちました。

当日のチェックインで、「今日はお互いの話を聴き合う場だよ」と伝えて、今の気分・状態も話してもらった。
そこから90分かけて、それぞれに何往復も話す・聴くを繰り返した。

おもしろかったのは、夫も長男も2人とも、そのやり方に慣れてきて、話がどんどん前に進んでいったこと。

リフレクションとフィードバックを繰り返したら、ちゃんとそれぞれのニーズが立ち昇ってきた。これは、そこに至るまで、3人で辛抱強くやりとりを重ねられたおかげ。

あの時間、それぞれのおもいは違っても、それぞれ何かしらのゴールに一緒に向かっているのを感じられた。久々に、つながりを感じられた。

調停の後に夫が、「かおりさん、今日はありがとね」と伝えてくれた。こちらこそ、提案を受け入れて、時間を割いてくれて、ありがと。

そして数ヶ月ぶりに、夫と長男が、笑い合って他愛ない会話をしている姿が見られた。そう、私はこの状態を作りたいから、数ヶ月粘ってきたんだよ。

人と一緒に生きることは、面倒くさいことの連続だ。夫婦家族は楽しい・おもしろいだけじゃなくて、「なんで」「どうして」と互いを非難し傷つけ合うことも、たくさんある。

その時に、「相手が〇〇だからうまくいかない」と、自分以外の他者に責任を押し付けるのは、かんたん。でもそれって、かっこ悪くないか?あまりにも、無責任でしょ?私だって、その関係性の当事者だ。だから責任や結果を相手のせいだけには、したくない。

それよりも、「いま私には何が出来るだろうか?」を考えて、試行錯誤して行動したい。うまくいくかどうかなんてわからないけれど、私がやりたくて、相手の合意が得られるなら、ガタガタ言わずそれやったらいいんだ。

夫に、「調停したいっていう提案を、なぜあんなにあっさり受け入れてくれたの?」と聞いた。
すると夫、「あなたがいろんな学びに取り組んで、それを出来れば実践でも試したいというのがわかってるから」と。
確かに私、NVCの学びも毎回シェアして、気づきや発見を都度伝えてた。それをちゃんと受け止めてくれていたんだな。うれしいなあ。

縁があって一緒になった、家族。子どもも含めての「期間限定のこのチーム」を、どうやってより心地よいものにしていけるか?まだまだ、わたしにも家族それぞれにも、出来ることはありそうです。(facebook投稿ここまで)

 

NVC(ノンバイオレントコミュニケーション)は、こちらの本に詳しいです。

 

     

世界60カ国以上、100万人超の人たちに読まれている「話し方」の教科書。

暴力や対立、偏った物の見方を排し、対話を導く。
実りある対話を妨げ、暴力や対立を生み出している原因は、普段、わたしたちが慣れ親しんでいる話し方や考え方のなかにありました。わたしたちが知らないうちにしている「比較」や「評価」「決めつけ」が、誤解や無用な争い、暴力や怒りを生み出していたのです。
本書は、そうした暴力や対立を排し、人を思いやる実りある対話へと導くためのコミュニケーション手法(NVC=非暴力コミュニケーション)を伝授します。具体的には、相手を評価したり決めつけたりするのではなく、「自分が抱いている感情」や「自分が必要としていること」に耳を傾け、それを肯定的な言葉で相手に伝えることで人生をより豊かなものにする方法です。
NVCの要諦はとてもシンプル。それは次の4つの要素に意識を集中させることです。

1. 評価をまじえず、行動を「観察」する
2. 観察したことに対して抱いている「感情」を突きとめる
3. そうした感情を生み出している要因、「何を必要としているのか」を明らかにする
4. それを具体的な行動として「要求」する(Amazon販売ページより)

NVCの本を読み、概念としては知っていたものの、もっと理解したいしこの方法を扱えるようになれたら…と期待して、昨年半年間ほど、オンラインでNVCのトレーニング受けていました。

毎週、ともに学ぶ仲間がいて、実際に体験した出来事(多くがままならないこと)を話し聴いてもらい、実践で学ぶトレーニング。
トホホな体験やおもいや、自分の聴き方の癖も露わになる時間は、ヴァルネラビリティに満ち溢れていました。

その中の、「調停」の手法をすぐに家族間でやってみたのでした。

調停をした1年前から、また家族間のコミュニケーションも、子どもの成長も、そしてパートナーシップも変化してきました。

今度はその変化や、NVCについてももう少し書いてみます。

学ぶだけで終わらせたら、もったいない。実生活でやってみてなんぼ!そう思います。

 

 

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  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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