子ども・子育て

子どもからの質問で考えた、自分以外の誰かに想像力をもつこと

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こんにちは!認定NPO法人マドレボニータ
札幌・産後セルフケアインストラクターの永野間(ながのま)かおりです。

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連休後半ですね。昨日は雨の合間を縫って、母子4人で滝野すずらん公園にお弁当持って遊びに行きました。
 
子育てが始まって13年目、私はひたすら外遊びをしています。そうだ、連休前半は平岡公園にお花見にも行きました。
外遊びするのは子どもの元気を発散させるため!…ということ以上に、ウチで1日子どもと過ごして、「静かにして!」と私が怒りたくないから^^;なんだ自分都合か。でもいいか、それでみんなが笑っていられたら。
 
屋外は気楽ですねー!走っても転がってもいいし、外で食べるおお弁当はなぜあんなに美味しいのか^^
 
 
 
公園に向かう車の中で、長男中1から、「母さん、ケイ(三男)はちょっと背伸びしたい時期なのかな?」と聞かれました。なぜかというと、三男は他の家族が話している、彼には難しい・よくわかっていない話題にも、「そうだよね」なんつって知ったかぶりをしてグイグイ入ってくるからw
 
あ〜確かに、最近そんなことが多いねえ^^;
 
(これが問題の三男5w寝ながら滑って、なんともいえないこの表情)
 
 
そこで、長男にこんな風に伝えました。
 
 
夕飯の時、長男二男だけがわかる、例えばゲームの話題なんかでワイワイ盛り上がってることがあるでしょう?他にも、例えば勉強や受験のことで、父さん母さんも入って、4人でちょっと難しいこと話したりとか。
 
 
その時、家の中で一番小さい三男は、多分、「なんの話ししてるのかな?わかんないな・悔しいな」って、ちょっと思ってると思う。怒ったり、興味引こうとふざけたりすることもあるじゃん。
 
 
それは、5歳の子どもだってプライドがあるし、同じ話題でみんなと一緒に笑ったり喋ったりしたいからなんだよ。だから話題に入りたいなって思って、知らないことも「そうだよね」ってわかった振りしちゃうこともあるんだと思うよ。
 
 
逆に、もしキミが三男と同じように、その場で一番小さくて、難しい話ばかりされて、全然話の中身がわからなかったらどう?悔しかったり、話に混ざりたいって思わないかな?
 
 
・・・すると長男、「あぁ〜確かに、そうだねぇ」と。
 
よかった、ちょっとは伝わったかな^^;
 
 
そんなやりとりのおかげで、こんなことを考えました。
 
 
産後ケア教室のコミュニケーションワークでもよく、パートナーシップ(夫婦関係)や、子育てしながらの仕事・働き方の話題が出ます。
 
 
「なぜ夫は〇〇なんだろう?」「どうしてわかってくれないんだろう?」
0歳のうちから保育園だなんてかわいそう?」「職場に迷惑をかけないか」
 
 
これ、家事に育児に精一杯の産後女性、どうしたって思ってしまうことだと思います。
初めての育児ならなおさら、二人目以降の産後だって、子どもが増えたら状況も考えも変わったり揺れることもある。
 
 
でもその時に、他の夫婦のケースや、他の人の仕事への考え方を聞いたり、他人から思いもつかない質問を投げかけられたり、「じゃあ、自分が相手の立場だったらどう思って、どう対応するだろう?」って想像する時間が、ほんのちょっとでもあれば。
 
 
そうすれば、「なぜ」「どうして」「どうすればいいんだろう?」と、問題の同じところをひたすらグルグル回り続ける状態からは、一歩抜け出せるんだと思うんです。
 
 
だから、自分が苦しい・しんどい・なんでだろう?って疑問をもつ時、必要なのはちょっと頑張って外に出て、人と関わる機会をもつこと。そしていろいろ話したり、聞いたりしてみること。
 
 
今回の長男なら、何気ない疑問を口にしたこと、です^^

長男の表情から、普段そう感じてるんだろうな〜と思ってはいたけれど、こうして聞かれたから、ちゃんと話す・聞く機会をもてました。
 
 
そうすると、三男にはそんな仲間に加わりたい気持ちがあるのかもとわかって、長男は三男を無下に「知ったかぶりするなよ」なんて責めないですよね^^長男の三男への視線がちょっと優しくなってたもん、わかりやすいわw
 
 
夫婦のことだって、自分以外の視点や、パートナーの立場やおもいを想像したり、それを踏まえてさらに話し合えば。
そうすれば、ただ「なぜ・どうして」と責めて傷つけ合う事態からは、抜け出せる。
 
 
(だから、産後の夫婦関係・子育てしながらはたらくことになぜ?どうして?苦しい・モヤモヤするという方はぜひ、産後ケア教室に参加して欲しい!というやんわりした告知をしますw
 
 
 
そして、ちょっと頑張って夫や子どもや他者の気持ちを考えたり、意見に耳を傾けられたら。
 
 
そうしたら、もちろんぶつかることもあるけれど、それ以上に共に喜んだり笑ったりする時間だって、自分一人の狭い価値観や世界で過ごすのとは、比べられないほど増えていく。
 
 
それが人と暮らす・生きるしあわせの一つなのかなぁ…と、だいぶ話は大きくなったけれどw考えてしまいました^^
 
 
私自身も、できるだけいろんなことを想像して人とコミュニケーションしているつもりでも、どうしたって、今の自分の考えと経験と想像力の範囲内でしか対応できていない。
 
「私ったら!なんでそんな大事なことに気づかなかった・考えられなかったんだろう」と、反省したり落ち込んだりすることが、しょっちゅうあります^^;
 
 
だから、いろんな人と関わったり、新しいチャレンジ・経験をしたり、本を読んだり、映画を見たり、学んだりして、自分の枠を広げ続けていかないといけないんだなぁと思いました。
 
 
そして長男には、「本を読みなよw」と言いましたww想像力めちゃはたらかせるからさ、と。
 
でも長男、親の言うことなんか聞きゃーしないよなー、私がそうだったもんww
 
(連休後半に再読&新たに読む本たち。今度同じ本を読んだ仲間との読書会にも参加するの、楽しみ
 
とにかく、子どもからの質問には、ハッとさせられることが多い!
 
連休残り2日間も子どもとワイワイ話したり遊んで、また考える種が出てきそうです^^
 

 

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  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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