うちにいる、小中高生の男の子3人。
彼らに、どんなに腹が立つことがあっても、弁当はつくります。
私の感情と、弁当を作る私の役割は、別にして、やることはやるんだ!と思って、
怒りながらでも弁当のおかずを詰める。
・・・これはもはや、意地かも知れないな・笑。
今朝、子どもに腹が立ちました。そのことで、子どもも腹を立てていた。
こういう時、「思春期だから…」いうのは便利で都合のいい言葉かもなぁ…とおもいます。
だってそう言えば、
「思春期だから仕方ないよね」「そういう時期だもん」
「今はわからなくても、いずれ成長すれば親の言ってたことの意味もわかるよ」
と一瞬でも、自分を慰められるから。
もちろん本当に、まだまだ成長途上だから仕方ないこともあるんでしょう。
でも、それが全てじゃないな、とおもうんです。
なぜなら、子どもの言動に「ムカッ💢」ときた私が、
ただ感情のままに勢いだけの反射・反応で返してしまっていることも、実際にあるから。
あと、別にどちらが正しい訳でもなく、子どもと私の「価値観が違う」だけ、ということもあるんです。
落ち着いてよくよく聞くと、あ〜、そうか、だからあんな風に言ったんだね、ということも、ある。
価値観や大切にしたいことが違う、というのは、子どもが成長するにつれて増えて当然。
どんどん「自分なりの考え」をもって行動するようになっていけば、そりゃ親の私とは違うよね、って。
ここに気づかないで、「思春期だから」「男の子はそういう時期だから(どんな時期だw)」で
なんとなくわかったつもりになってしまうと、危ない。
「親の私の方が正しい」と何の疑いもなく信じ込み、「それなのにあの子は💢」と自分を正当化して、
ああしろ・こうしろ・なぜしない?と暴君のように振る舞ったら、家の中で「独裁者」になっちゃう。
親は大人でいろんな決定権をもっていて、それだけでパワーがあるのに、
その権力に無自覚だと、暴走してしまって危険だな、と思うんです。
でも、親がもつパワーや、価値観の違いの可能性にに気づけたら、一旦、立ち止まることができる。
ただただ怒りを発散して、力でねじ伏せようとするような、
本当は自分も望まない・したくないことを、しなくて済む。
以前参加したシステム思考の講座の中で聞いた、こんなメッセージが印象的でした。
「あなたが」と、相手を指差して批判したくなったら、
中指から先の3本指が指してる「わたし自身」のあり方や言動を、振り返る。
すべてにつながりがあって、システムである以上、「わたし」にも必ず何かしら、
原因や責任があるはずだ。
(めっちゃ頑張ってゆっくり細々と読んでいる、夏休みには読了したい)
これ、子育ても夫婦家族も、仕事でだって、どこにでも言えること。
私が関係するものには、すべて何かしらの関与と責任がある。
だから、自分にはどうしようもないなんて諦めず、どう関われるだろうか?何ができるだろうか?
を感じたり考えて行動したい。
そして、学んだこと・気づいたことは、日常で試してやってみないと、何の意味もないなぁともおもう。
読んで・学んで満足したらもったいない。
…と、毎日自分に言い聞かせています、ふー。
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