子ども・子育て 子育てしながらはたらく

久しぶりの子ども「保育園に行きたくない」

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今日は子どもの話。

週末、三男年長の保育園発表会を観にいきました。

(保育園まで歩いて15分)

数週間前、三男と「もうすぐ発表会だね」と話す中で、「え!母ちゃん見に来てくれるの?」「めずらしいね」「うれしいよ」と言われたんです。「めずらしい」って、何よ・笑!

 

でもそう言われるのも仕方なく、秋は産後ケア出張講座が多いので、昨年は二男の学芸会も、三男の発表会も見に行けず。

子どもの中で、「ウチにいて行事に参加するのがレアな母さん」という位置付けになっていることがわかって、苦笑いしてしまいました。ごめんごめん、行ける時は母さんだってちゃんと行くよ〜。

発表会は三男も他の子もとってもがんばっていて、緊張した顔と誇らしい笑顔を見せてくれて、じわーっと感動。

(週末、「料理するよ」とジャガイモの皮むいて切って、マヨネーズで和えて、油引いて焼いてた、美味かった!)

 

そんな週末を終えた、月曜の朝。

登園する車の中で三男が、「発表会が終わったから、今日は絵を描くんだ。上手く描けないと笑われる、それがイヤだ〜、保育園に行きたくない〜」とメソメソ泣き始めました。…えっと、もう保育園目の前だよ?着いちゃったよ??

そうだ、三男にはこういうものすごい心配性で、気にしいなところが出ちゃうことがたまにあったのを思い出しました。

私は今日在宅仕事で時間もあったので、三男が落ち着くまでひとしきり、車の中で並んで話したり聞いたりしました。

 

(ウチのオーブンで180度1時間、美味しい焼き芋ができます。週末よく焼いてる^^)

私●「誰かに絵が下手くそだって笑われたことがあるの?」

三男○「いや、ない(ないのか・笑)」。

●「キミはお友達の絵を見ておかしいとか、下手くそだって笑うの?」

○「いや、笑わない」

●「じゃあきっとお友達も、そんなことおもわないんじゃないかな」

○「いや、僕が自分でおもうの、『みんな上手いな、僕はなんて下手くそなんだろう』って、比べてしまう」

●「そうか、お友達じゃなくて、自分でできない・よくないって思っちゃうんだね。それはしんどいね」

○「だから絵を描くのがイヤなんだよ」

●「そうか〜、気持ちはわかるよ。人と比べて自分ができてないっておもうの、つらいもんね。傷つくもんね。うーん、じゃあ、どうしようか。絵を描きたくないからって、今日は保育園行くの、やめる?それとも、今自分がもってる力を出して、思うようにいかなくてもがんばるぞって、絵を描くのにチャレンジしてみる?どうしたい?母さんが決めても納得できないだろうから、自分でどうしたいか決めよう?」

○(しばらく考えて)「…いやだ、乗り越えたい〜(と号泣)」

 

この「乗り越えたい」に、私はびっくりしてしまって。

なぜなら、40歳の大人の私が何か新しい仕事に取り組むときの不安や葛藤、希望と、6歳の子どもの抱えるそれは、何も変わらない同じものなんだとおもったからです。

 

「乗り越えたい」とは言いながらも、「やっぱりこわい〜」と何往復か話し合って、なんとか車から降りて、メソメソ泣きながらも保育園の玄関をくぐって、ジャンパーを脱ぎながらもヒクヒク泣いて、手を握ったり、抱っこしたり、いろいろしました。

よしよしと背中撫でながら、「こわい気持ちがいっぱいでも、それでもがんばって絵を描き終わったら、ケイはどんな気持ちがするかな?」と未来に目を向けた話をすると、「自分のことをいいな、よくがんばったなっておもう〜(とまた号泣)」。ちゃんとわかってる。

 

 

時間も時間だったし(保育園駐車場に着いてからここまでで40分!)、私が居たらかえって三男は泣きやめないとおもったので、先生に事情を話して付き添ってもらい、私は家に戻りました。

ちょうど先週、先生と、「失敗したくない三男は今まで絵を描くことに消極的だったけれど、最近楽しそうに絵を描いていて、その感じがとってもいいね^^」と話していたところだったのも、先生に安心して委ねられた理由の一つ。

 

家に戻るも道すがら、「あの対応でよかったのかな」「三男はどうしたらもっと安心できたのかな」「無理やりだったかな」「先生に過保護な親だとおもわれてないかなぁ」、そんなことを考えました。

 

そこで考えたのは、

子どもとのやりとりで、これが正解、というのはない。子どもの体調や性質、状況によっても、毎回違うから。

ただ、今日のあの感じで私が必要だと思ったのは、三男が不安やこわさを我慢せず、表に出せること。

そして、「聞いてもらえた」と少しでも感じられること。

 

 

そしてできれば、不安やこわさがどんな希望から湧き上がってきているものか?っていう「ポジティブな願い」を自覚すること。三男は「乗り越えたい」し、チャレンジした後は、「自分のことをいいな」と思えると、ちゃんと話してくれた。

聞いてもらっても、きっと不安のすべては消えない。でも、不安だけを抱えたままイヤイヤ絵を描く時間を過ごすよりは、「がんばりたい気持ちがあるんだ」と少しでも希望を感じながら時間を過ごした方が、いい。

 

たまたま今日は時間があったので、じっくり時間をとって話を聞けたけれど、出張仕事のときだったら無理、そういう時はどうする?と考えると、これはもう先生にできるだけ事情説明して、寄り添ってもらえるようにお願いして託すしかないな、と。

その時は、夕方迎えに行ってから、子どもと先生にしっかり話を聞いて、子どもが納得するまでやりとりすればいい。

家族が毎日同じ家に帰れるってことは、コミュニケーションする「時間」が保証されているということ。そこからカバーしたり、取り返せる対話や時間があるということ。

今年から夫が単身赴任しているから、毎日同じ家に帰れないなら、コミュニケーションの努力や工夫がなおさら必要だってことも感じてます。

 

 

あと、自分を「過保護な親」だと思われたら…?まあ、いいや、きっと過保護だし、依怙贔屓だ。周囲に「構いすぎな親」と思われたくないからと、三男の話を何も聞かず「がんばれ!」と突き放して傷つけたら、そっちの方が、あとできっと後悔する。私は、子どもの手を離す勇気ももっているじゃないか。

…と、最終的には健全に居直るしかないのですが!

 

 

子育てでこういう時間を要する場面を、大変じゃないと言えば嘘になる。

でも実はそれだけじゃなくて、子どものことや自分のこと、コミュニケーションや少し先のことを考えるチャンスにもなってます。

よく考えたら、人が育つのが、大変じゃない訳ないし、楽なわけないもんなぁ。

長々書きましたが、子どもが3人いても、3人みんな性格が違って、それぞれに「これでよかったのかな?」と悩んだり振り返ります。小学生になっても、中学生になっても。

 

ちなみに、二男も「学校行きたくないなー!」ってライトにグチるので、どうしたの?と聞くと、体育で壁倒立のテストがあるけれど、それができる気が全くしないから、と。

そういえば、先週もその話をしてたので、「倒立の練習手伝おうか?」と聞くと、「いや、いいわ!」とさわやかに断り、練習もせず・笑、週末はひたすら楽しく遊び回っていた^^;

 

きっと夕方、「やっぱできなかったわ〜」とカラッと笑って帰ってきて、あまり気にしないんだとおもう。「僕はできないこともあるけど、まあいっか〜」と。

 

心配性な三男と、気楽な二男と、どっちがいいか悪いか、扱いやすいかそうでないか?ではなく、ただ「人はみんな違う、それぞれに強いところと弱いところを抱えながら、なんとかその『自分』で精一杯生きている」ということなんじゃないか。自分だって、未だに自分の欠陥・欠損と折り合いつけられず、胸かきむしったり泣いたりしてるものなぁ^^;。

最後に、一つよかったこと。

保育園送りから戻ってため息ついてたら、たまたま振替休日だった長男中2が居間でゴロゴロしながら、↑この一連の話を「へぇ〜」「うん、ケイはそういうところがあるよね」「ハルは全然気にしないもんなー・笑」と相槌挟んで、笑いながら聞いてくれた。

まとまらない話をひとしきり聞いてもらっただけで、気持ちもだいぶ落ち着いて、仕事にとりかかれました。

 

子どもが複数人いると、いつも誰かのことであーもうっ!ってジタバタしてるけど、その時落ち着いてる他の子が、うんうんって話を聞いてくれたり、一緒にトホホって笑ってくれる。

乱暴なまとめですけど、やっぱり「聞いてもらう」って、大事。

家族や、大事な人に、「話せる」「話してもらえる」「聞ける」「聞いてあげられる」自分でありたいものです。

 

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  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチをチャンスに変える」をモットーに、札幌・旭川・苫小牧・北見にて産後ケア教室を実施。自治体/産院/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,000名を超える。1978年岩手県出身。札幌在住、3児の母。

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