産後に夫や上の子にイライラ…から感謝したくなった1ヶ月（帯広産後ケア教室）

こんにちは！認定NPO法人マドレボニータ
札幌・産後セルフケアインストラクターの永野間(ながのま)かおりです。

●6月・7月受付中の【北海道】産後ケア教室・出張レッスン情報はこちら●

この5月に新規開講した【帯広】産後ケア教室5月コース、4組の産後のみなさんが無事卒業しました！

腰痛が悩みだったという方は、定期的に通っているカイロプラクティックで「腰の状態がいい！」と言われたそう。普段から骨盤を起こすように意識することで、産後の腰痛が楽になったと教えてくれました。

また、今週でもう終わりなんて残念、週1でこれからもバランスボールエクササイズを続けたいほど！と話してくれた方もいました。

バランスボールの有酸素運動、最初は大きく弾むのも、手脚の動きをつけるのもなかなかむずかしい！と苦戦しちゃうのですが＾＾；

でも、慣れてくると、「もう終わり？」「もうちょっと弾めそう！動きたい！」と、思い通りに動ける体で運動を楽しめるようになるし、運動でかく汗の気持ちよさったら他にないんですよね＾＾！「週1のデトックスみたいだった！だから毎週、残りの6日間も頑張れた」という方も☆

「産後ケア教室のある木曜日が、毎週楽しみで仕方なかった！」、そう話してくれた方もいました。

予防接種や支援センターなど、赤ちゃんのための用事ではなく、「母親になった自分のための時間」を、体丸ごとで楽しんでくださったのが伝わってきて、とても嬉しい言葉でした。

ママとしてだけでなく、母になった一人の大人の女性として、自分の体も心もめいっぱい構って、大事にケアする時間。それが産後ケア教室です＾＾

そしてみんな声を揃えておっしゃっていたのが、産後のコミュニケーションワーク「シェアリング」の効果。

・1回目の教室で夫の愚痴をたくさん聞いてもらった。あのおかげで、産後の夫婦のことをじっくり考え始めることができたし、教室で一緒の仲間の夫婦や仕事、学びの話もものすごく刺激になった。

それからは、夫がしてくれていることにも気づけるようになったし、素直に感謝を伝えられるようになりたい…と思えるようにもなった。

・産後ケアに取り組んで、自分にOKを出せるようになった。無理なことまで過剰に頑張りすぎない自分になれた。夫が背中を押して、応援してくれていることも再確認できた。

出産後に体があちこち痛くて、疲れていて、イライラしたり、落ち込んだりすることは、決してめずらしいことじゃありません。

もちろん、自分の頑張りが足りないとか、母・子育てに向いてないとか、そんな問題でもありません。

産後の身体はダイエットの前に「リハビリ」を必要とするほどに消耗しているし、心も環境も激変しているんです。
個人の頑張りや資質に任せることじゃない、産んだら誰でも養生とケアが必要。ケガしたり、術後の人はリハビリするでしょう？それと同じです！

でも、妊娠中はどうしても出産！をゴールに考えてしまって、出産後の自分がどうなるか？なんて、なかなか考えられませんよね＾＾；？

何を隠そう、私自身がそうでした。「産んだら楽になるとおもったのに！」「なんで夫にイライラするの？子どもの泣き声にうんざりするの？」「私がダメなママだから…？」、そう自分を責めて、「私が子どもを産んだこと自体がそもそも間違いだったのか？」と疑う日々は、今思い出してもつらいものでした（でもそのおかげで、今こうして北海道で広く産後ケアを広めています☆その経緯はこちらから読めます！）。

そんな風に、体力も気持ちも低下している産後こそ必要なのは、身体をケアする有酸素運動と、心に向き合う大人同士のコミュニケーション。

便利な育児グッズやストレス発散のリフレッシュももちろんいいけれど、それだけじゃ足りないんです。

妊娠→出産→産褥期の養生（受けるケア）→産後の取り組むケア→社会復帰へ！

マドレボニータの公式サイトでも提案しているこの産後ケアの流れを、北海道でももっともっと広めていきたい。

そして、札幌だけでなく、旭川、帯広にも、次の産後セルフケアインストラクターを誕生させて、産後ケアに取り組みやすい仕組みをつくりたい。産後ケア教室を各地で開催している意図は、ここにもあります♪

新規開講の【帯広】産後ケア教室5月コースに参加されたみなさん、ありがとうございました！これからも地域で「産後」をきっかけで出会った仲間としてつながっていっていただけたら嬉しいです！

★次回の【帯広】産後ケア教室は7月1日（日）に体験講座を、4回コースは7-8月コースを受付中です。

7-8月コースは7ヶ月以降のお子さんの託児もご用意しています。産後1ヶ月検診を終えた方から、産後何年まででもお気軽にご参加ください。

帯広産後ケア教室の詳細・お申し込みはこちらからどうぞ！

一緒に参加する赤ちゃん/託児が必要な方、また他にも参加に際してのご質問や不安など、お問い合わせはどんなことでもこちらからお気軽にお寄せください♪