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育休からの復職が不安…という方へ

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こんにちは。

マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクターの

永野間かおりです。

 

ちょっと気が早いけれど、これは昨年4月末に小樽で撮った桜です。

 

もうすぐ4月。

育休ももうすぐ終わり、保育園の申請結果が届き、

仕事復帰を控えて準備する方も多いですよね。

 

 

今日は今まで出会った産後女性の中で、

すごく印象的だった方のことを書きます。

 


彼女は、第2子の産後に産後ケア札幌教室に通ってくれた卒業生さん。

 

上のお子さんもまだ小さくて、下の子はまだ赤ちゃんで、

専門職の仕事にフルタイムで復職予定…と、

傍目には厳しい条件をお持ちの方でした。

 

 

そんな彼女が産後ケア教室を卒業・仕事復帰して間もないころに、

マドレボニータ札幌のワークショップに参加・再会することができました。

 

 

そのワークショップで彼女は、

 

「私は充実した2回目の育休期間を過ごせたことに誇りをもって、

 今週も職場に向かいたいと思う」

 

そう伝えてくれたんです。

とても晴れやかな表情をしていました。

 

そんな彼女のワークショップ感想メール全文はこちら☆

 

 

「育休 仕事復帰 不安 仕事と子育ての両立 方法」

 

スマホやパソコンの検索ワード履歴が

そんな文字でいっぱいになりそうはずの、復職間もない時期。

 

なぜYさんが育休から前向きな様子で復職して、イキイキとした表情をしているか?

 

その理由は、「育休中の過ごし方」にあったんです。

 

 

そもそも、産後ケア教室のような場に参加するのも
初めてだったという彼女。

 

育休中に産後ケア教室に参加すること自体が、

実は彼女の人生の中でも大きなチャレンジだったんですね。

 

 

そういえば確かに、産後ケア教室の前半は、

ちょっと緊張した表情をされていました。

 

でも、エクササイズもコミュニケーションワークも、

鏡をしっかり見ながら、

真剣に取り組んでくださっているのが伝わってきました。

 

 

何より、運動の後のコミュニケーションワークの時間に、

 

「仕事」が自分にとってどういうものなのか?

 

「私」は、仕事をどう捉えているのか?

 

私の人生にとって仕事・はたらくことって、どんな意味をもってる?

 

復帰して、子どもが発熱したらどう対応するか?できるか?

 

夫婦でどう協力していきたいか?それを夫にどう伝えるか?

 

そんな一つひとつの課題を、とことん考え抜いていました。

 

 

最初はなかなか上手く言葉にならない…と戸惑いながら、

それでもポツポツと語って、仲間からフィードバックも得ていました。

 

 

次の産後ケア教室までの1週間で、

その話したことやフィードバックを噛み砕いて、

翌週はもう一段階考えを深めながら話して…。

 

そうやって地道に「産後の自分」と

「子育てしながらはたらくこと」に、

育休の時間を使ってしっかりと向き合い続けていたんです。

 

「仕事復帰してからでは毎日が忙しくて、

こんな風に腰を据えて『自分のこと』を考えるのは難しいから」

そんな話題も、産後ケア教室では出ていました。

 

 

不安や悩みって、「どうしよう・・・」

「どうすればいいんだろう?」と

漠然と思っているだけでは、ただただ膨らむ一方です。

 

でも、

 

「私」は一体どう思ってる?

どうなったら安心?喜べるんだろう?

 

そんな風に、「私」を中心に考えることで、

少しずつでも「こうしたい」「こうありたい」の希望が

ちゃんと湧き上がってきます。

 

 

希望じゃなくて、「これはいやだ」「避けたい」でもいいんです。

 

例えば、

「毎晩残業続きで、子どもと一緒に

夕飯も食べられないような生活はイヤだ」とか。

 

 

イヤなことがわかれば、それをしないで済む方法を考えられます。

裏を返せば、それが「今自分がしたい・望むあり方」ということ。

 

 

復職が不安・子育てと仕事の両立ができるか…?と不安になったら、

どうか答えを外にばかり求めないでください。

 

誰かの成功例やテクニックは、参考にはなっても、

あなたが本当に望むものとは限らないから。

 

 

代わりに、

 

「私は子育てしながらはたらくことを、どう思ってる?どうしたい?」

「仕事って私にとって何?」

「夫婦でどんな風に協力し合いながら、

 ともに働きながら生きていきたい?」

 

そう自分に問う時間を、1日の中で数分でもいいから

ちゃんととってみるのがオススメです。

 

答えは自分の中に、ちゃんとありますから^^

 

 

一人で考えるのはなかなか難しい・他の育休中の方の

考えや意見も聞いてみたい…という方は、

マドレボニータの産後ケア教室がオススメです。

 

週1回、決まった時間に決まった場所に通うことで、

復職後の生活リズムを見据えた練習ができます。

 

産後の体にちょうどいい負荷のエクササイズで、子育てと仕事に必要な体力もつきます。

 

また、仲間と一緒に産後の仕事や、復職後の生活・夫婦の協力についても

じっくり考えたり聞いたりできます。

 

>>【札幌】産後ケア教室のご案内はこちら

 

 

冒頭に紹介した卒業生さんのように、

自信をもって復職して、

子育てしながら働き続けられる産後女性が

確実に増えていくように。

 

私は産後ケア教室の場づくりで、これからもサポートしていきます。

 

 

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの
永野間かおり@札幌でした。

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<受付中の産後ケア教室・体験講座>

◉2/22 マドレ・オホーツクのマタニティ&産後ケア講座
●【3/5開始】 産後ケア札幌教室3月コース(あと4組)
◉3/12 産後のバランスボール円山ユキコカンガルー助産院教室 

 

 

 

  • この記事を書いた人

永野間かおり

認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター。「産後のピンチを『チャンス』に変える」を軸に、産後ケア札幌教室と、産後セルフケアオンライン教室(全国)を開催。自治体/保健師・助産師など専門家向け講座の講師も務め、述べ受講者数は2,800名を超える。札幌在住、1978年生まれ、小中高生3男子の母。

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